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オリックス・バファローズ

6.1(TUE)2(WED)3(THU)

阪神甲子園球場

2年ぶりの〝関西ダービー〟が1日から甲子園で行われる。交流戦が始まった2005年以降は阪神の27勝29敗3分け。前回19年は2敗1分けだった。今年は3連勝で通算成績も逆転したいところだ。

初戦は西勇が通算99勝目をかけてマウンドに上がる。オリックスからFA移籍3年目の右腕は古巣相手に白星を挙げれば、史上19人目の12球団勝利。「12球団からの勝利などは意識せずに、チームの勝利に貢献するために、しっかりと腕を振って投げていきたいと思います」と意気込んだ。前回5月25日のロッテ戦(甲子園)では7回7安打2失点と好投したが、リリーフ陣が崩れて勝ち負け付かず。最近5試合続けて白星なしと運にも恵まれない状況だが、簡単にはエースはへこたれない。

相手先発は山岡。投げ合うのは20年6月12日の練習試合以来で、公式戦では初めて。当時の西勇は「オリックス時代からずっと仲良くしていますし、見てきた後輩なので。一緒に投げられて良かったですし、立派なエースになったなと思います」と試合後に話していた。親交の深い相手との一戦。記念すべき勝利に花を添えられるか。2人のライバル対決にも注目が集まる。

2戦目以降は阪神が秋山、アルカンタラの先発が有力。オリックスは宮城、山崎福の先発が予想される。両チームともに打線が活発な状態。いかに失点を最小限で食い止められるかという意味では、ブルペン陣の働きも見逃せない。

今季阪神からオリックスに加入した能見は、ここまで15試合で0勝0敗2セーブ。4ホールドを挙げ、防御率4.97の成績を残している。長年エースとして阪神を支えたベテラン左腕の甲子園がい旋。5月25~27日のロッテ戦では鳥谷が出場すれば、聖地が大きくわいた。能見が登板となれば、同様の事態が予想される。

阪神打線には能見が在籍時のオフに合同自主トレを行っていた梅野、大山ら今も左腕を慕う選手が多く、対戦を楽しみにしていることだろう。緊迫した試合の終盤。「能見VS阪神」の結果は果たして―。新たな物語が始まろうとしている。

スケジュール

6/1 6/2 6/3
甲子園
神-オ
18:00開始
甲子園
神-オ
18:00開始
甲子園
神-オ
18:00開始