中日ドラゴンズ
6.25(TUE)26(WED)27(THU)
倉敷 阪神甲子園球場
いざ、反転攻勢へ。リーグ戦再開後最初のカード、DeNA戦(甲子園)は1勝1敗。
21日の初戦こそ小幡のサヨナラ打でものにしたが、2戦目は敗戦。勢いに乗りたい今カードは初戦が倉敷開催となる。昨季は青柳は先発し7回2失点と好投。打線も木浪が3安打5打点と大爆発し7―2と勝利した舞台で、今季は浮上のきっかけをつかみたい。25日の初戦は才木が先発。
日曜日の先発を続けてきた右腕はハーラートップの8勝を挙げる。23日のDeNA戦が雨天中止のため6連戦初戦を託されることが決定。岡田監督が「もったいないからなあ。一回飛ばしたら」と全幅の信頼を寄せ、才木は「長いイニングをしっかり投げられるように。それこそ7回、8回、完投とかというところまではしっかりできるように。試合をつくっていければいい」と決意を込めた。2戦目は中12日で大竹。今季4勝を挙げる左腕は休養十分でのマウンド。「昨年は夏に失速してしまったので。今年はそういうことはないように」と意気込んだ。3戦目は村上。火曜の男として防御率2.12ながら、2勝5敗と本来の力を発揮できておらず。「勝てていたら変わることもなかった。そこはしっかり反省しながら」とリベンジを期した。
打線で期待がかかるのは佐藤輝。7日に昇格後は打率1割9分4厘で打点0と苦しい時間が続いている。本塁打も4月21日の中日戦(甲子園)以来、遠ざかる。打線は3戦連続2得点以下と貧打は深刻。倉敷での初戦は、岡山県在住の祖父母も観戦に訪れる予定だという。「スカッといい当たりを打ちたいですね」と意気込んだ佐藤輝。年に一度の岡山で約2か月ぶりの快音を響かせたいところだ。
対する中日も5戦連続2得点以下と打線は低調。それでも、リーグ再開後最初のカードは首位・広島に2勝1敗と勝ち越し。昨季まで阪神に在籍した板山は6月、10試合に出場し打率3割2分1厘と好調をキープする。元虎戦士の恩返しは何としても阻止し、逆襲への足がかりをつくりたい。
報知新聞社/直川 響