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8回に同点となるスクイズ!執念のドロー

阪神が終盤、驚異の粘りを見せた。8回表ブラゼルの豪快なバックスクリーン直撃1号2ランで1点差とした後の一死2・3塁に、途中出場の俊介がスクイズを敢行! 和田野球執念のプレーで追いつくと、あとは榎田ー藤川の磐石リレーで引き分けに持ち込んだ。

乱調3回5安打5失点で降板した先発メッセンジャーの後、鶴ー渡辺ー藤原ー福原の中継ぎ投手陣が踏ん張り、追加点を許さなかったのが光る。

故障明けのマートンが加わった打線は12安打を放ち上昇気配。新井貴は今季初アーチで反撃の狼煙を上げ、平野も2安打1打点…と全体に振れて来た。鳥谷が珍しく4三振を喫したものの、最終打席にはフォア・ザ・チームの送りバント。

桧山は今季初安打、大和も代走起用ですかさず盗塁を決めるなど、選手各々が役割を果たしたナイスゲーム!であり、チームに弾みをつける『価値あるドロー』となった。