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館山を攻略し切れず
一番が塁に出て、二番が送り、四番がかえす。ゲーム序盤には理想的な得点シーンが2度あった。
きのう3安打の一番・平野は、初回に四球を選び、3回はヒットで出塁(5回も安打で2日連続マルチ)。二番・柴田は2犠打を決め、四番・新井は初回こそ内野ゴロでの1打点だったが、3回には中前に運んで追加点を挙げた。
しかし、いずれも1点ずつだったのが、のちに響くことになる。先発・久保が4回に1点、6回に2点を奪われ逆転されると、尻上がりに調子を上げたヤクルト先発・館山を攻略し切れず。
「2対1となった時点で、館山にエンジンがかかった。2点取ったあとのもう1、2点。その次の点を取れれば、もう少し楽な展開になった」と和田監督。
ただ、低めに球を集める館山に対して、6回二死から出塁したマートンは盗塁で二塁へ進むなど、併殺にならないような攻め方はできた。
「長いシーズン、こういう試合もある。こういう試合を乗り越えていかないと。あしたが大事な試合になる」
指揮官はそう言って前を向いた。あした勝てば、カード勝ち越し。貯金できるのだから、悪くない。