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流れを変える『きっかけ』を!
沈黙する阪神打線が、またも投手を援護出来ず(引分けを挟み)今季初の3連敗を喫した。
先発・久保は3回までパーフェクトな立ち上がり。4回のピンチでは牽制球で2塁走者を刺し、自ら2本のヒットを放つなど孤軍奮闘を見せた。
一方、平野を1番に戻しムードを変えたい打線だが、中日先発・山井の前に走者は出しても点が取れない。6回一死1・2塁もマートン、ブラゼルが凡退してストレスだけが溜まって行く。
何とか我慢していた久保だが、谷繁・堂上直の長短打で招いた8回裏一死1・3塁のピンチで代打堂上剛のピッチャーゴロを併殺狙いに行って裏目に…。ダブルプレーが取れず、痛すぎる失点となった。「(久保は)焦ってしまった。(内野はバックホーム態勢だったし)ああいう時こそ冷静になって欲しい。苦しいだろうけど、そう言うところを確認しないと…」。素晴らしい内容で1失点完投の久保だったが、敢えて和田監督は厳しい口調でこのプレーを糾弾している。
最後は岩瀬に抑えられて1対0の惜敗。これで3試合続けて、通算31イニングス連続無得点の打線だが、「見ての通り。お膳立ては出来るけど、チャンスで(打者が)金縛りにあってるみたい。全然打ててない訳じゃないんだから…」と指揮官は、重症打線にもう一工夫を要求していた。
9連戦前半は思わぬ苦戦となったが、流れを変える何かの『きっかけ』が欲しいところだ。