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2度のリードも…今季5度目の引き分けに
2度のリードをリリーフ陣が守り切れず、延長戦は2対2。今季5度目の引き分けに終わった。
中日先発・中田賢に抑えられていた打線は、5回一死から金本、マートン、ブラゼルの3連打で1点を先取。36イニング振りに待望の得点が入る。「ここ数試合、点数が取れていなかったので何とかしたかった」。自身15打席ぶりにヒットを放ったブラゼルが、胸を撫で下ろした。
しかし、その後のチャンスは小宮山がスクイズ失敗。6回一死1・3塁は新井貴、金本が凡退するなど、猛虎打線はなかなか重苦しさを払拭出来ない。
4月21日DeNA戦(横浜)以来の登板となった阪神先発スタンリッジは、鳥谷らバックの好守にも助けられて7回を4安打無失点に抑え役目を終えたが、 リリーフの榎田がリードを守れない。8回裏、安打と死球で一死1・2塁とされると、平田のライト前ヒットで追いつかれてしまった。
それでも延長10回表、関本内野安打や投手・浅尾の牽制悪送球もあって作った二死1・3塁の好機に4番新井貴が、甘いフォークを三遊間へ勝ち越しのタイムリーヒット。今度こそ勝利を手中にしたかに思われた。
しかし、守護神・藤川がその裏一死2塁から荒木に同点タイムリーヒットを浴びて、3時間56分の熱闘は阪神にとって痛いドローと言う結果となった。
「何とも言えない展開。こういう流れでは1つ勝つのが本当に大変」と、和田監督も心底疲れ果てた表情。新井の一打で勝ち切れなかっただけに、「明日が大事!」と自分自身に言い聞かせるように話している。