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エース能見に白星 3連勝!
浅井の先制打から序盤に主導権を握った阪神が、盤石の投手リレーで逃げ切った。
初回の先制機を逃した阪神は2回表、新井貴の二塁打を足掛かりに3試合連続スタメンの7番浅井がDeNA高崎のチェンジアップをセンター前へ運んで、まず1点を先制。二死後、能見・鳥谷もラッキーな当たりの連続タイムリー長短打を放って3対0と優位に立った。「とにかく早い回に先制点が欲しかった!」と、浅井が勝負強さ健在をアピールしている。
高崎との投げ合いは開幕戦(3月30日・京セラドーム大阪)以来の阪神先発・能見は、真っ直ぐ主体の攻める投球で立ち上がり、途中からチェンジアップ、フォークの割合を増やして7回まで散発4安打とDeNA打線を無失点に抑え込む。
しかし、8回裏 代打金城と荒波に二塁打を浴びて1点を献上。二死2塁となったところで、阪神ベンチは榎田にスイッチした。榎田は得意のスライダーで3番筒香を見逃し三振に封じ込め、見事な火消しを果たし山場を越える。
9回は、藤川が直球主体で3者凡退に打ち取り、3対1で快勝。能見は、4月13日巨人戦(甲子園)以来の3勝目を挙げた。
「最近不甲斐ない投球が続いていたので、最初から全力で飛ばした。しっかり腕を振ることだけ考えて。(今季初安打の適時打は、バットの)先っぽだったので…キャンプからしっかり打撃も練習してたので、こういうところで出てくれて良かった!」。能見は、ヒーローインタビューで胸を張った。
エースに白星がついての3連勝だが、「もう1点取れていれば、ホントのナイスゲームだったけど…」と、和田監督は欲深い。チーム状態が完全に上向きとなった証拠だろう。