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マートン、3安打2打点の活躍で快勝！
投打に渡る外国人選手の活躍で、阪神が快勝。交流戦に入って初めてカード１戦目を白星で飾った。
阪神先発スタンリッジは立ち上がりからスライダーのキレが抜群で、古巣ホークス打線を翻弄する。６回には明石にライトオーバーの三塁打を許して一死３塁とされるが、本多・内川を内野ゴロに打ち取り、ピンチを逃れた。
５月に入って３連勝と好調な福岡ソフトバンクの先発左腕・大隣に対した猛虎打線は、４回表金本の右中間二塁打でチャンスを作ると、打撃上昇気配の６番マートンがチェンジアップを巧く拾ってセンターへのタイムリーヒット。先取点を奪う。
マートンは７回にもバックスクリーン左へ待望の今季１号ソロアーチを放ち、２試合連続の３安打猛打賞＆２打点と完全に復調した。大隣には７回でわずか４安打と手を焼いていただけに、チーム全体が助っ人の活躍に救われた形となったが、「スイングが安定して来ている。これが本来のマートン！！」と、和田監督も最敬礼だ。
８回にはソフトバンク２番手 吉川から、鳥谷の交流戦初タイムリー安打となるレフトへの二塁打で２点を追加。この直後、４番ＤＨ金本が自打球を右膝に当てて交代するアクシデントに見舞われた。苦悶の表情でベンチに下がった主砲の今後が気掛かりである。
９回にも途中出場の地元福岡出身・柴田の適時打でダメを押した阪神が、５対０で福岡ソフトバンクとのカード初戦を制した。スタンリッジは、７回（１１２球）３安打無失点で堂々の４勝目。ヤフードームで観戦した両親には、これ以上ないプレゼントとなった。
