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6点差から粘りを見せ引き分けに
よく追いついた。守備でミスをし、投手陣が次々と失点を重ねて、一時は6点差をつけられながら、9対9の引き分けに持ち込んだ。相手のミスにも大いに助けられたが、粘りを見せたことが明日につながる。
初回に幸先よく先制したタイガースだが、先発・岩田が自らのミスもあり、3、4回と続けて失点。4回二死満塁のピンチを作って降板した。久保が中継ぎ待機していたこともあり、ベンチは早めの継投に出たわけだが、その久保が代わりばな、井口に満塁ホームランを浴びる。この時点で6点差。
しかしその裏、先頭のマートンがヒットで出塁すると、打者一巡で5得点。「（4回表に5点を取られ）意気消沈していたところ、アレ（マートンのヒット）でまた行けるとなった」と片岡打撃コーチは言う。
その後はまた点差を広げられたが、6回に1点、8回に2点を返し、同点に追いついた。二死満塁の見せ場を作った9回は得点できず、サヨナラはならなかったが、勝ちパターンの筒井や藤川を投入し、代打、代走も駆使した。「やれることはすべてやった」（和田監督）ゲームだった。
