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メッセンジャー、昨年9月以来の甲子園白星
「一昨日は1点差で苦しい勝利、必死の中の1勝だったけれど、きょうは本当に久しぶりに、タイガースらしい野球ができました」
試合後の和田監督は安堵の表情を浮かべた。先発・メッセンジャーが7回を無失点に抑え、打線は初回に先制して、4、5回に追加点。最後は守護神・藤川が3人で締め、勝利のハイタッチとなった。
メッセンジャーは前回登板で2回6失点と崩れており、きょうも2回に無死満塁のピンチを招いたが、そこをゼロで切り抜けたことで本来の調子を取り戻した。
「チームが(1回裏に)点を取ってくれた後だったから、何とかゼロを並べたかった。あそこが、きょうの試合のターニングポイントだったよ」
7回3安打、94球での降板には納得がいかないようだったが、それは、昨年の9月以来、甲子園で勝ち星のないメッセンジャーに、何とか勝ちを付けてあげたいという首脳陣の配慮でもあった。
6月16日以来となる5勝目を挙げたメッセンジャーは、「きょうがシーズンのターニングポイントになるといいね」と、笑顔でロッカールームへと消えた。