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延長10回、鳥谷がサヨナラ打!
本当はもう少しすんなり勝ちたい試合だった。久々の先発だった久保が、ピンチを作りながらも力のある真っすぐで押して、7回まで無失点でしのぐと、打線は5回裏、それまで無安打に抑えられていた館山から、ワンチャンスをものにして2点を先制。あとは8回榎田、9回藤川で逃げ切りのはずが…。
制球の定まらない榎田が、先頭打者に死球を与え、一死後、畠山に2ランを浴びて同点に。9回に福原、延長10回に藤川を投入して抑えたタイガースは、その裏、二死から大和の執念の内野安打と鳥谷の左翼線へのサヨナラ適時打で、何とか勝利をもぎとった。
カウント3‐1になった時点で、「外めの甘い球が来たら、球種に関係なく行こうと思っていた」と言う鳥谷は、その読み通りの外角高めのストレートをとらえて、一振りでヒーローになった。
「ランナー一塁だったから、かえそうというより、つなぐことだけ考えていました。大和が(一塁へのヘッドスライディングで)絶対にセーフになるんだという気持ちを出していましたし、打てて良かったです。オールスターまで4試合。1つの区切りとして残り4つ勝って、前半戦を終わりたいと思います」
和田監督は「気象庁より早く梅雨明けできるように、しっかり戦っていきます」というセリフで、試合後の会見を締めくくった。きょうで梅雨明け、明日からは快晴続きになりますように。