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ミスから失点 今季15度の完封負け
ミスから失点し、打線は点が取れない…。今季、何度も見た光景が京セラドームのグラウンドに広がった。
前回登板で立ち上がりの不安を払しょくしたかに思えた岩田だが、きょうはまた、先頭から2者連続でヒットを許し、いきなり無死二、三塁のピンチ。ここで藤井が珍しくパスボールを犯して、広島に先制されてしまった。
その後、四球を出しながらも、鳥谷の好守にも助けられて、初回は何とか1点でしのいだのだが…。3回に一死二塁から、四番に入った新外国人・エルドレッドに右翼スタンドへ運ばれ、さらに2失点。
この2点を跳ね返す力が、今の打線にはない。8安打を記録しながら、広島が繰り出す5人の投手陣の前に、今季15度目の完封負けを喫した。
「ヒットは出ているんだけど、チャンスで出るバッターが、金縛り状態と言うか…力みすぎて必要以上に振ってしまったり、逆に、力が入ってバットが出てこなかったりしている」
和田監督も首を傾げるしかない、打線の状態。また、ミスで失点したことについても、「結局、そこ。やれることを普通にやっていかないと。それを跳ね返すだけの打線の元気があれば別だけど。1つのミスで必ず点を取られる状態にある」と毎度、繰り返される失点シーンに、苦悩の表情を浮かべた。
これで引き分けを挟んで7連敗。借金は18まで膨らんだ。それでも球場には2万6000人以上の人が足を運んでくれている。あしたこそ、子どもたちに夏休みの楽しい思い出作りを!