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14安打放つも反撃届かず

先発・中継ぎが崩れ終始リードされる展開の阪神が、DeNAを上回る14安打を放つ必死の反撃も届かず11対5で敗れた。

初回ラミレスの中前安打で先制され、立ち上がりから不安定な阪神先発スタンリッジ。2回には投手の藤井を歩かせた直後の初球を荒波に満塁走者一掃三塁打を浴び、更にセカンド上本のエラーも絡んで4点を取られた。3回にも後藤の4号ソロで失点を重ね、3回(55球)5安打6失点で降板する。これで自身5連敗で9敗となったが、「渡辺直への死球や投手への四球などコントロールが悪かった。また厳しいコースを攻め切ることも出来なかった」と反省しきりだった。

阪神もDeNA先発・藤井から3回表、上本・大和の連打でチャンスを作り、鳥谷のセンター犠牲フライで1点を返す。鳥谷は5回にもライトへ豪快な5号ソロを放つが、その裏の守備で失点に直結するエラーを犯し、2番手渡辺の足を引っ張ってしまった。

6回表DeNA加賀から4連打を放つなど必死で反撃する阪神打線だが、リリーフ陣も今一つで流れを掴めない。2番手の渡辺は5回筒香に完璧な一発を見舞われ、6回から代わった筒井も中村に10号ソロ本塁打を浴びて、反撃ムードに水を差す。

結局8回にも鶴が追加点を許して、今季最多の11失点でスコアの上では大敗した。序盤一つのポイントになったのが2回表阪神の攻撃。一死1・2塁、打者スタンリッジの時にバスターエンドランの形でスタンリッジが空振りして、2塁走者・新井貴が3塁手前で憤死したプレーについて和田監督は走者のサインミスを示唆した上で、「そのあたりをもう少し徹底しなきゃいけないな!」と怒り心頭だった。

新井貴の3安打など諦めなかった打線には光明があるものの、「スタンリッジの失点が多すぎた。追い上げの形が出来てるのに(リリーフ陣も)すぐに失点してしまう」。作戦面も含め歯車が噛み合わない試合を言葉少なに振り返り、早く次へと切り替えたい様子で引き上げて行った。