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鳥谷、勝ち越し3点適時三塁打も…
ほとんど手中に収めていた勝ち星が、スルリと逃げて行った。
先発・メッセンジャーは初回に3点を失ったものの、そこから立て直して7回までゼロ後進。いつも援護できないメッセンジャーの粘投に応えようと、その裏の攻撃で打線が奮起する。
先頭の藤井が二塁手のグラブをかすめ、右前に転がるヒットで出塁すると、代打・金本の二飛を挟んで、上本が左翼越え二塁打でつなぐ。ここでベンチは代打攻勢。二番・大和に代えて桧山を送り、ベテランの四球で一死満塁とチャンスを広げた。
そして、打席には三番・鳥谷。120球を超えたDeNA・三浦の失投を逃さず、右中間を深々と破る三塁打で3人の走者を迎え入れた。
野手キャプテンの一打で逆転! 8回は榎田と渡辺でしのぎ、あとは9回を守護神に託すだけ…のはずが、9回のマウンドに上がったのは福原だった。その福原は二死二塁から小池にタイムリーを浴び、同点。タイガース最後の攻撃は、DeNAの守護神・山口の前に3者凡退で、痛い引き分けとなった。
藤川が登板を回避したことについて、和田監督は「練習中に内転筋の張りがあるということで大事を取った。抹消かどうかはトレーナーの報告を聞かないと分からない」と話した。
ちなみに、試合後の監督談話はこれのみ。今季最短で報道陣の輪は解けた。