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関本、選んで1点をもぎ取る!
「辛勝」とはこのこと。0対0で迎えた8回、関本がDeNAの守護神・山口から選んだ押し出し四球で得た1点が決勝点となり、また借金20を回避した。
阪神・スタンリッジ、DeNA・高崎の両先発投手が互いに一歩も譲らず、7回までゼロ行進。8回表の攻撃を2番手・福原が抑えると、その裏、阪神にチャンスがやってきた。
一死から鳥谷がレフト方向へ二塁打。ラミレスがファンブルしたこととは関係なく、打った瞬間から、鳥谷は二塁を狙っていた。「外野の正面じゃなかったので、行こうと思っていました」。この積極走塁も鳥谷の持ち味だ。
続く新井良は四球で一死一、二塁。二死後、代打・桧山も四球を選んで満塁とすると、同じく代打の関本が押し出し四球を選んで、ノドから手が出るほど欲しかった1点をもぎ取った。
「価値あるフォアボールやったね。みんなが作ってくれたチャンス。オレもつなげ、オレもつなげと、自分に言い聞かせて」と桧山。関本も「積極的に打ちに行ったけど、ボールやった(笑)。みんなの気持ちが一つになったね」と笑顔を見せた。
快勝とは言えないが、藤川不在の9回を筒井が3人で締めたことで、最後はスカッとする勝利となった。