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一軍試合速報

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14得点の圧勝も翌日の試合へ気を引き締める

ゴールデンウイーク後半戦の初日。満員に膨れ上がったスタンドは、まさにお祭り騒ぎだった。

ヤクルトのエース・石川を攻略して、2回までに8得点。阪神先発のメッセンジャーもピリッとしなかったが、打線が援護に援護を重ねた。3、4回に2番手・大場、3番手・押本から5点を奪って突き放すと、6回にも4番手・久古からさらに1点を加えて、終わってみれば、19安打14得点の圧勝だった。

何と言っても、石川を2回途中で引きずり降ろしたのが大きい。和田監督は「3回目の対戦でやっと攻略できた」と溜飲を下げた様子。関川打撃コーチも「各バッターがいろいろ考えてくれた。左バッターがタイムリーを2本打ったのが大きかったね」と、福留と鳥谷の適時打を喜んだ。

ただ、ここで気を緩めてはいけない。大勝した翌日の試合は要注意だ。

「ヒットや得点が多い次の試合で打ち切れていないので、(明日は)勢いのあるピッチャーを打って波に乗りたい」と、和田監督がすでに明日の予告先発・小川の話をすれば、きょう4安打の新井も、「こういう試合だったからこそ、しっかり準備して明日の試合に臨みたい」。石川攻略の突破口を開いた西岡も、「明日、勝たないと意味がない」と気を引き締めた。