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今季2度目となる二桁失点 首位を明け渡す

一つのミスをきっかけに今季2度目の2ケタ失点を喰らった阪神が、わずか1日であっさりと首位を明け渡した。

阪神は初回、福岡ソフトバンク先発・山田を攻め、大和の三塁打で一死3塁と好機を作るも中軸が打ち取られる。3回は西岡の左二塁打と四球の一死1・2塁で鳥谷・マートンが還せない。阪神戦得意の左腕に対して浅井・高山ら右打者をズラリと並べる打線だったが、球速はさほどでもないものの『球持ちの良い』特徴を生かした山田に要所を締められてしまう。序盤の逸機が悔やまれるところだ。

古巣に対して投げる阪神・スタンリッジは走者を出しながらも序盤は無難に立ち上がった。しかし、4回先頭2番本多の投ゴロをこぼす自らのエラーから浮き足立つ。たちまち無死満塁のピンチを招き、長谷川・ラヘア・柳田・今宮に4者連続適時打を浴びてアッと言う間の6失点。4回限り(75球・被安打7)で降板した。一度打たれ出すと歯止めが効かなくなる今季の悪癖が顔を出し、「ダメージをコントロールしきれずゲームを壊してしまい申し訳ない」と、スタンリッジはすっかり意気消沈していた。

これで大勢は決したが、5回には代わった鶴も松田・長谷川・ラヘア・柳田に4連続適時二塁打を浴びて、全く流れを止める事が出来ない。連続ビッグイニングを許して4月23日ナゴヤドーム(対中日)以来の2ケタ失点となった。6回にも3番手の玉置が変化球を巧く合わせられ、内川に6号2ランを打たれる。(だが、玉置はこの後を抑え3イニングを投げきった…交代完了)

ホークス・山田は7回まで無失点で今季3勝目。残り2回は嘉弥真-岩嵜に抑えられて結局、阪神が福岡ソフトバンクに12対0で大敗を喫した。その中で12球粘った最後の打者・清水の姿(結果は二ゴロ)に猛虎の意地がわずかに感じられた。(途中出場の清水は、7回の打席で山田から今季初ヒットを中前に放っている)

巨人が勝った為セ・リーグの首位は1日で入れ替わったが、一方的な負けゲームに和田 豊監督もサバサバとした様子。「(スタンリッジの)調子は悪くなかったと思うけど、走者が一人出ると打者への集中力がね。アソコは1点2点なら良いんだけど…。リリーフが粘れないとこういう展開になる」等と語り、出直しを誓っていた。