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一気の同点劇も連敗を止められない

今カードの中日3連戦で相手先発は大野雄、小笠原、橋本と全員が左腕投手。同じやられ方を何度もするわけにいかない。この日は井上が今季初めて1軍に昇格した。矢野監督はウエスタンリーグで7月の月間MVP(16試合で打率.308、2本塁打、20打点)に輝いた若手を即スタメンに抜擢し、山本をショートで起用。連敗ストップへ右打者を厚くしたオーダーを組んだ。

打線は先制点を狙い走者は出すが、山本の放った三遊間への鋭い打球が好守備に阻まれるなど初回から3イニング連続で併殺を奪われてしまう。チャンスを広げられず逆に先発のガンケルは守備のミス絡みで失点し、ビハインドの展開が続いてしまった。

反撃は4点を追う5回、怒涛の攻めで一気に試合を振り出しに戻した。1死から梅野の安打と代打・陽川の死球、さらに島田も安打で繋いで満塁とした。このチャンスに山本の犠牲フライで1点を返す。3点差に迫るとなおも2死1、2塁からロハス・ジュニアが低めの変化球をうまく捉えレフトスタンドまで運んだ。

「右打席に立つ機会はこれまで多くはなかったけど、自分なりにしっかり準備してきたつもりだったし、とにかくチームが苦しいときに力になれて本当に嬉しいよ」

今季7号は起死回生の同点アーチとなった。

1点を争う後半戦ならリリーフ陣の出番。登板間隔が空いていたことと翌日が移動日ということもあり豪華リレーが実現した。6回は浜地がきっちり三者凡退。「追いついた直後の登板だったので、また仕切り直して1からリズムを作るという気持ちでマウンドに上がりました。3人で抑えることができてよかったです」と役割を果たした。7回はケラー、8回は湯浅が中日打線を封じ込める。9回はもちろん岩崎がマウンドへ。クローザークラスの重厚なリレーだったが頼みの左腕は1、3塁からの投球が逸れてしまい、スタートを切っていた3塁が生還してしまった。

4-5と1点を追う最終回は相手のファインプレーにチャンスの芽を摘まれ、連敗ストップはならなかった。次カードはビジターでのヤクルト戦。首位チームを叩いて勢いを取り戻したい。