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青柳が好投し木浪が5打点で援護
これは"復帰"登板ではない。"復活"登板だ。4年ぶりの倉敷での主催試合で青柳が1軍マウンドに戻ってきた。昨季は最多勝、最優秀防御率、最高勝率のタイトルを獲得したが今季は調子が上がらずファームで調整を続けていた。5月19日以来の登板に気合いは十分。序盤3回をパーフェクト、内容的にもアウト9つの内7つがゴロアウトという本来の投球だった。
青柳さんに援護点を。誰もが同じ思いだった打線は3回に大山の安打から満塁のチャンスを作ると、木浪がセンターオーバーの3点適時2塁打を放った。
「つなぐイメージで行ったんですけど、打った瞬間、絶対抜けると思ったんで、先制出来てヤギさん(青柳)を楽に投げさせることが出来ました」
初回と2回もチャンスを作りながら逃していただけに非常に大きな3得点、先制に成功した。
直後に追い上げを許すが木浪のバットも止まらない。1点リードの5回、1死2、3塁から2点適時打を放ち早くも5打点を挙げる大活躍となった。
「初球行くと決めていたので、1球で捉えられて良かったです」
この後さらに森下にも適時打が飛び出し1点を追加、6-2とリードを4点に広げた。
打線の援護を受けた青柳は中盤にピンチは招いたが要所を締めて7回無四球2失点。21アウト中、ゴロによるアウトが実に17個を数えた。
「やっと帰ってこれました。もちろん緊張もありましたけど、これだけの声援を浴びられる場所に帰ってこれた喜びの方が大きかったので何とか頑張ろうと思ってました。良い感じに7回投げることが出来ました」
点差はあったが8回は岩貞がマウンドへ。きっちり無失点に抑えるとその裏に相手のバッテリーミスでダメ押しの7点目を奪う。5点リードの9回はK.ケラーが締めくくった。DeNAとの首位攻防戦初戦は投打で完勝。この勢いのまま大竹が先発する明日の試合でカード勝ち越しを決めたい。