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白星スルリ。手痛い逆転負け

力強いストレートで押し込み、ファウルを打たせてカウントを稼ぐ。7月2日以来となるマウンドで才木がらしさを取り戻した。過去3試合は5回で降板、勝ち星からも遠ざかっていたためリフレッシュも兼ねて登録を抹消していた。中12日での登板は球威十分、ストレート待ちの打者をストレートで打ち取った。

最高の立ち上がりに打線もすぐに応えた。この日は日本人選手のみで構成する国産オーダー。その中でも若い力が先制点をもたらした。初回、先頭の森下が2塁打で出塁し中野の送りバントで3塁へ。最初のチャンスに前川がライト前へ適時打を放った。

才木は3回にスクイズと犠牲フライで勝ち越しを許すが、打線もすぐに取り返す。1点を追う4回、中野と大山の安打で1死1、3塁とし小野寺の内野ゴロの間に同点とした。さらに2死1、2塁から梅野の打球はイレギュラーしてセンター前へ。ラッキーな当たりで勝ち越しに成功した。

逆転してもらった才木にも運が味方した。強い打球を飛ばされてもバックが好守備で支える。8安打を浴びながらも2併殺を奪うなど要所を締めて7回2失点、しっかり試合を作った。

「ストレートの感覚もよかったのですが、フォークで決めきれないケースが多く少し苦しい投球になってしまいました。毎回のように先頭バッターの出塁を許してしまい、その度に野手の皆さんの守備に助けてもらいました。粘りながら7回を投げ切れたことはよかったのかなと思います」

1点リードの8回は石井が2死1、3塁のピンチを凌ぐ。その裏には四球3つで1死満塁のチャンスを作ると佐藤輝の内野ゴロの間に加点。貴重な1点を加えた。

4-2で迎えた9回は岩貞がマウンドへ。そのまますんなり終わりたいところだったが2点を奪われ土壇場で試合を振り出しに戻されてしまう。延長10回にも2点を勝ち越され、ほぼ手中に収めたかに思われた白星をつかむことは出来なかった。

良い形で後半戦を迎えるためにもこのカードは是非とも勝ち越したい。明日は伊藤将の好投に期待がかかる。