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好投のビーズリーが来日&パパ初勝利
ビーズリーが自らつかみ取ったチャンスで好投、ベンチの期待に応え来日初勝利を挙げた。
ファームでは6試合に登板して勝ち星は1勝1敗ながら防御率は0.60。30回を投げて許した安打は12本だけで27個の三振を奪い四球は3つしか出していない。別格の成績を残して1軍マウンドへ。8月1日には子供が生まれパパとしての初登板でしっかり結果を残した。
ストレートと球速帯の近いカットボールでカウントを整え、鋭く落ちるスプリットと大きく曲がるスライダーが空振りを奪う。無失点のまま三振アウトを積み上げた。
打線は小刻みに得点した。中日先発の仲地はドラフト1位ルーキー。将来性の高さを感じさせる好投手だが猛虎打線のドラ1クリーンアップも負けていない。
3回2死走者なしから森下の安打と大山の四球で1、2塁とすると佐藤輝がライト前に適時打を放ち先制に成功した。
「(森下)翔太がよく走ってくれました。良い当たりではなかったですが、飛んだコースがよかったですし、とにかくタイムリーになってよかったです」
4回無死1塁からはエンドランでチャンス拡大。木浪の安打でスタートを切っていた1走・梅野は3塁に到達した。1死後に近本が三遊間を破る適時打を放ち加点した。
「梅野さんと(木浪)聖也が良い形でチャンスメイクしてくれたので、どんな形でもランナーを還したいという気持ちでした。タイムリーになってくれてよかったです」
2点リードの5回には島田、梅野の連続適時打と近本の犠牲フライで3点を追加。打線は前半だけで11安打5得点、ビーズリーは5回まで無失点で8奪三振。完全に試合の主導権を握った。
ビーズリーは6回途中1失点でリリーフを仰いだが先発の役割は十分に果たした。
6回途中からは島本、岩貞、加治屋、岩崎とつないで逃げ切りに成功。来日初勝利を挙げたビーズリーは「とても良かったですし、早く息子に会いたいです。今日は大切な1日だったので皆さんの前で良いピッチングが出来て良かったです。チームのみんなが助けてくれましたし、自分も自分の仕事が出来たので良かったです。ウイニングボールは息子に渡したいと思います」
長期ロード最初のカードで勝ち越しを決め、明日からはこの勢いを持って今季苦手としている横浜スタジアムに乗り込む。