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天王山で初戦勝利で6連勝&M10
マジックを着々と減らしその数は12。2位・広島との直接対決はアレへ向けて一直線に突き進むか、少しばかり足踏みするか、今後にも大きく影響を与えそうな大事な一戦だ。注目の立ち上がりにいきなり森下が大仕事をやってのけた。初回、2死から森下がレフトスタンドへ本塁打を放った。
節目の今季10号は価値ある先制アーチ。ルーキーが打線を活気づけると2回には佐藤輝がバックスクリーンに叩き込んだ。
「ドンドン振っていこうと思って打席に入りました。いい風が吹いていたのでいくかなと思いました。ファンの皆さんの前で1本でも多く打ちたいと思っているので、最高の結果になって良かったです」
こちらも今季100安打目の節目の一打。広島先発の床田に対しては今季相性が悪く、相手はローテーションを組み替えてまでぶつけてきたが一発攻勢で試合の主導権を握った。
2点リードの5回にも1死2塁から木浪の適時打で1点を追加。きっちり中押し点を奪い3-0と優位を拡大した。
先発・村上の投じた球は正確に捕手・坂本の構えたミットを射抜いた。投げミスがほとんどなく、たまにズレたとしても甘いコースは避ける。ライト・森下、ショート・木浪の好プレーもあり5回まで2塁を踏ませず2安打無失点。6回と7回は先頭打者に安打を浴びたが6回は坂本の好送球もあり三振ゲッツー、7回は自らの好反応でピッチャーゴロの併殺打で切り抜けた。大事な試合のマウンドを任され8回途中を1失点、ベンチに戻る際には大きな拍手が送られた。
「先制点を与えないイメージでマウンドに上がりました。アイブラック兄弟が2点を取ってくれたので投げやすくなりました」
8回1死2塁のピンチでは島本がリリーフして左打者2人をきっちり抑え、相手に傾きかけた流れを食い止めた。
その裏には2死1塁から大山がレフト線を破る2塁打を放ち1塁から近本が生還。近本の脚力と大山の勝負強さでダメ押しとなる4点目を奪った。9回は岩崎がピシャリと3人締めで今季30セーブ目を挙げた。
「抑えたくてウズウズしてました。みんながつないできたものを最後に締めるということで、みんなが頑張ってきたおかげかなと思います」
直接対決のカード初戦を白星で飾り6連勝。マジックもいよいよ10となった。岡田監督は「意識するのはもっと減ってからですね」と話したものの明日からはカウントダウンの楽しさも倍増だ。