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平田勝男氏のファーム監督就任について
2012年10月12日 更新

12日(金)、平田勝男氏(53)が来季のファーム監督として就任することが決まりましたのでお知らせします。
また、同日、球団事務所にて就任会見を行いました。

中村ゼネラルマネージャー、平田勝男ファーム監督コメント(会見より)

Q:起用された理由と期待されることを教えてください。

中村:入団時からの古い付き合いで、人となりはよく知っている一人ですが、何よりも熱血漢というところが抜擢の大きな理由です。過去色々経験されていますので、人材の育成という大きなテーマをなんとかクリアしてもらうべく大いに期待をしております。

Q:3年ぶりに平田ファーム監督という立場になりました。今の気持ちを聞かせください。

平田:中村GMから、またタイガースに帰って来いということを仰って頂いて、非常に責任感というか、しっかりまたやらなければという使命感が非常に湧いております。

Q:中村GMからは、熱さとその若手育成という話がありましたが、このあたりはいかがでしょう。

平田:自然と血が騒ぐというか、若い選手が野球に打ち込む姿勢にやはり我々は心打たれますし、和田監督が先だって記者会見(オーナー報告)で言われたように、チームが過渡期の時に、若い選手がこれからどれだけタイガースの戦力になるかというので非常に楽しみにしていますね。

Q:特に金本選手、そして城島選手が引退して、若虎に対する期待というのは、更に大きくなってくるのではないですか。

平田:そういった意味でも非常に責任を感じております。金本選手が引退記者会見のときに、若い時にもっと練習しておけばよかった、もっとバットを振っていればよかったと言いましたが、この事が全てだと思います。金本選手、城島選手も勿論そうですが、この言葉の重みを若い選手が感じないといけない。僕はそこに非常に期待していますね。

Q:期待されている選手はいますでしょうか。

平田:今、和田監督にチャンスを頂いて一軍に出ている選手がいますが、これはまだまだ自分でチャンスを掴んだ選手ではないですから。これから全員が一軍の選手になるために、チャンスを掴むために、お互い切磋琢磨して取り組む訳ですので、今は誰というより、これから私もフェニックスリーグに参加させていただきますので、しっかり見て将来のレギュラーを担う選手をしっかり作っていきたいと思います。

Q:フェニックスリーグに参加されている選手に一言お願いします。

平田:覚悟しておけよということですね。もう鍛えるしかない!その為に私は呼ばれたと思いますし、野球に打ち込むそういう姿勢を、私を始めコーチ陣にも浸透させます。そういった意味で若い選手を野球漬けにね。これから当然そうなるでしょうし、勿論私が来るということで、皆、覚悟はしていると思いますね。その中でどんどんアピールして欲しいですし、コーチ陣と力を合わせて良い選手を育てていきたいと思っております。

Q:ファームの若虎には本当に期待が大きいと思うのですが、最後に抱負をよろしくお願いします。

平田:チームがちょうどベテランから若手に切り替わる時期に差し掛かっておりますので、その中で一人でも一軍の戦力になる選手を必ず作れるように、また作らなきゃいけないということで、しっかり取り組んで行きたいと思います。

平田勝男ファーム監督プロフィール

生年月日1959.7.31
出身地長崎県
投打右投右打
身長/体重177cm/78kg
球歴長崎海星高~明治大(1981年度ドラフト2位)~阪神(1982-1994年)~野球解説者~阪神(コーチ1997-2001年、フロント、ヘッドコーチ2004-2006年、ファーム監督2007-2010年)~野球解説者~阪神(ファーム監督2013年)
初出場1982.4.7 対中日3回戦(ナゴヤ)
初安打1982.7.31 対巨人19回戦(甲子園)
初本塁打1983.5.28 対巨人8回戦(甲子園)
初打点1982.9.2 対大洋23回戦(横浜)
ゴールデングラブ賞1984~1987年(遊撃手)
オールスター出場1985年
日本シリーズ出場1985年