- 2024年度新人選手入団発表会
- 2023年12月11日 更新
11日(月)、大阪市内のホテルにて「2024年度新人選手入団発表会」を行いました。下村海翔選手、椎葉剛選手、山田脩也選手、百﨑蒼生選手、石黒佑弥選手、津田淳哉選手、松原快選手、福島圭音選手8名が、縦縞のユニフォームに袖を通し、入団の喜びや今後の目標について語りました。
岡田彰布監督コメント(会見より)
―まずはこのタイガースのユニフォームを着た新人選手たちを見て、今の率直な感想を教えてください。
先ほどはネクタイ姿での初顔合わせでそういう姿を見たんですけど、ユニフォームを着ると大きく見えるというか、これは野球選手にとっては一番大事なことだと思います。今年はピッチャーを中心に多く指名させてもらったのですが、即戦力というか、高校生は内野手の方なんですが、一日も早く日本一のメンバーに加わって欲しい、そういう気持ちでいっぱいです。
―今お話にありましたが、今年は8人中、ピッチャーも多く獲りまして、そして大学社会人独立リーグ出身者が6人入団ということになりました。やはりアレンパに向けて来シーズン新しい力の台頭、この辺りも必要になってくるというところでしょうか?
最終的には日本一を勝ち取りましたが、まだまだチームも発展途上でまだまだ強くなる要素を含んでいますし、年齢的にも一番いい選手が多いんですけど、そこに新しい選手が加わってより一層で強いチームを作りたいと思うし、その中にここにいてる一人でも二人でも、三人でも、そこに加わってもらえれば、もっと強い理想のチームが出来上がってくると思うんでね。非常に期待しています。
―そして、今年は高校生2人の野手が入団いたしました。高校生2人への期待というのはいかがでしょうか。
これはキャンプからね、ファームスタートにはなると思うんですけど、若い選手と一緒に練習して、早くチームになじんで、先輩から学ぶものもたくさんあると思うんで、あんまり焦らずに近い将来一軍の舞台で活躍してもらえると思うんで。大学社会人とはちょっと違う意味合いで、いい意味で近い将来では期待してます。
―そして、岡田監督は新人選手にとってタイガースの大先輩であり、プロ野球界の大先輩でもあります。このプロ野球界で成功するためのアドバイスをするとしたらどんなことを伝えたいですか?
タイガースではマスコミに好かれることと、あまりマスコミにいらんことを言わないこと。やっぱり先輩からも当然可愛がってもらえないといけないし、ユニフォームを着ると勝負の世界なんでグラウンドではみんな対等なんですけど、やっぱりグラウンドを離れた時には先輩後輩の決まりごととかその辺はね、先輩からも愛される選手であり、これは当然それがねファンからも愛される選手になると思うので、本当にたくさんの人に応援してもらえるようなね。野球選手なんで技術もそうですけど、そういう性格というか、ちゃんとその辺はわきまえて、みんなに愛される選手になって欲しいと。タイガースは特にそれが一番重要かもわからないですね。
下村海翔選手 ドラフト1巡目 背番号19
―まず、タイガースのユニフォームを着た今の感想を教えてください。
自分は西宮市出身っていうことで、小さい頃からこうずっと見てきてユニフォームなので少し不安な気持ちもあるんですけど、袖を通してみて実感が湧いてきました。
―背番号が19番に決まりました。この19番の印象、そしてこの背番号をつけることへの思いはいかがでしょうか?
偉大な先輩方がつけられてきた番号だと思うんですけど、いずれは阪神の19番は下村って言ってもらえるような選手を目指して頑張りたいと思います。
―下村投手のセールスポイントはどんなところですか?
ストライクゾーンの中でどんどん勝負していく強みのピッチングです。
―これから多くの選手と対戦していくわけですけれども、対戦したい選手はいらっしゃいますでしょうか?
バッターではないんですけど、青学の同級生に常廣っていうピッチャーがいて、カープに1位で入ったんで、プロの舞台で早く投げられるように頑張りたいと思います。
―タイガースのドラフト1位ということで、かなり注目されると思うんですけれども、プロ1年目の目標を教えてください。
もちろん今までとは違う期待や期待されてるなっていうところはあるんですけど、自分を見失わずに、まずは1年間しっかり怪我なくシーズンを終えるというところを目標にやっていきたいと思ってます。
―将来的にはどんなプロ野球選手を目指したいですか?
自分はそこまで身長が大きくないので、自分と同じぐらいの身長で不安とかを抱えてる小さい子どもたちに、自分が活躍することによって勇気や希望を与えられると思うので、そういう選手を目指して頑張りたいです。
―では、最後にタイガースファンの皆さんにメッセージをお願いします。
兵庫県西宮市出身なので、プレーで西宮を盛り上げられるように精一杯頑張ります。よろしくお願いします。
椎葉剛選手 ドラフト2巡目 背番号26
―タイガースのユニフォームに袖を通した今の気持ちを教えてください。
小さい時からすごく阪神タイガースに憧れていたので、そのユニフォームが着れるっていうのはすごく嬉しく思っていますし、袖を通すことによって、プロ野球選手になったんだなという実感が湧いてきました。
―椎葉投手のセールスポイントはどんなところでしょうか?
セールスポイントは力強いストレートだと思っています。
―そのストレートを武器にこれからプロの中で対戦したい選手というのは誰になりますか?
独立リーグの徳島インディゴソックスの同じチームだったDeNAに入った井上選手と甲子園の舞台で対決したいと思っています。
―プロ1年目の目標はありますでしょうか?
まず、開幕一軍を目指して、怪我なくシーズン通して戦いたいと思っています。
―将来はどんな選手になっていきたいですか?
タイガースの絶対的守護神になれるよう頑張りたいと思っています。
―今、守護神という話ありましたが、目標にしているピッチャー、こんなピッチャーになりたいという方はいらっしゃいますでしょうか?
藤川球児選手です。
―では、最後にタイガースファンの皆さんにメッセージをお願いします。
徳島インディゴソックスから来ました椎葉剛です。阪神タイガースの勝利に貢献できるよう頑張ります。応援よろしくお願いします。
山田脩也選手 ドラフト3巡目 背番号52
―まず、タイガースのユニフォームを着た、今のお気持ちを教えていただけますでしょうか?
小学校、中学校と縦縞を着ていたんですけど、久しぶりにこの縦縞のユニフォームを着てすごく新鮮というか、これから頑張ろうという風に思っています。
―山田選手の武器セールスポイントはどんなところですか?
スピードを活かした守備力です。
―プロの中で目標とする選手はいらっしゃいますでしょうか?
ヤクルトスワローズの山田哲人選手です。
―同姓の山田選手、プロ野球選手の中で山田といえばもうタイガースの山田なんだと言われるぐらいになりたいですか?
そうですね。今は山田哲人選手と言われているので、近い将来、山田脩也というふうに言っていただけるように頑張っていきたいと思っています。
―山田選手は高校2年生の夏甲子園優勝、そして3年夏、準優勝。素晴らしい成績を残されましたが、これからその甲子園球場が本拠地になります。甲子園球場の印象というのはいかがでしょうか?
高校時代約14回試合をさせていただいて、本当に何回行っても素晴らしい球場だと思っていますし、これから自分の本拠地として野球ができるので本当に嬉しく思います。
―プロ1年目での目標はありますか?
まずはしっかり体を作って経験を積んで早く一軍に上がってレギュラーを獲れるように頑張っていきたいと思います。
―将来的にはどんな選手になっていきたいですか?
記憶に残る、そして目標とされるような選手になりたいと思っています。
―それでは最後にタイガースファンの皆さんメッセージをお願いします。
チームの日本一にまた貢献できるように頑張っていきたいと思います。応援よろしくお願いします。
百﨑蒼生選手 ドラフト4巡目 背番号56
―まずはタイガースのユニフォームを着た今、どんなお気持ちですか?
高校時代から縦縞は着させてもらったんですけど、やっぱりプロ野球という舞台での縦縞はずっと憧れていましたし、すごく今うれしく思っています。
―選手のセールスポイントはどんなところでしょうか?
リストを生かした強いバッティングというか、本当に広角に強い当たりが打てるというところが持ち味なので、そこをどんどん発揮していきたいなと思ってます。
―プロ野球選手の中で目標としている選手は誰かいますか?
読売ジャイアンツの坂本勇人選手のような基本に忠実な守備と力強いバッティング、ホームランも打ってますし、そのような選手になっていきたいなというふうに思っています。
―これからプロ生活の中で対戦したいピッチャーはいますでしょうか?
相模時代の先輩にあたるんですけど、菅野智之選手や、ドラゴンズの小笠原選手と対戦してみたいなと思います。
―関西に住むのは初めてだと思うんですけど、関西のイメージというのはいかがですか?
たこ焼きのイメージが一番あるんで。たこ焼きを食べて体を大きくしていきたいなと思います。
―プロ1年目の目標というのはいかがでしょうか?
もちろんやっぱり体づくりが一番大事になってくると思うので、まずは焦ることなくしっかり体を作ったり、いろんな投手の球を見て経験を積んでいきたいなというふうに思っています。
―将来はどんな選手になっていきたいですか?
一軍の舞台で活躍する姿だったり、しっかりレギュラーを獲って、日本中の野球ファンの皆様に笑顔と元気を与えられる選手になりたいと思っています。
―タイガースファンの皆さんへメッセージをお願いします。
少しでも早く一軍の舞台でファンの皆様と熱い戦いができるように、これから頑張っていくので、応援のほどよろしくお願いします。
石黒佑弥選手 ドラフト5巡目 背番号63
―まずはタイガースのユニフォームを着た今の感想を教えてください。
やっと入団したんだなって実感しております。
―石黒投手のセールスポイントはどんなところでしょうか?
キレのあるストレートとカットボールがうりです。
―プロ野球選手の中で目標としているピッチャーは誰かいますか?
村上頌樹投手です。自分も同じタイプなので目標としております。
―では、プロの中で対戦したいバッターはいますでしょうか?
岡本和真選手です。球界を代表する打者なので対戦を楽しみにしております。
―ではプロ1年目の目標を教えてください。
怪我することなくシーズンを終えることです。
―将来的にはどんな選手になっていきたいですか?
その時代、その年代の代表となれる投手になりたいです。
―では、最後にタイガースファンの皆さんにメッセージをお願いします。
皆様の声援に応えられるよう、一つ一つ成長し、優勝できる投手になるように頑張りますので、応援よろしくお願いします。
津田淳哉選手 ドラフト6巡目 背番号66
―まずはタイガースのユニフォームを着た今の感想を教えてください。
小さい頃からテレビや甲子園の観客席から見ていた憧れのユニフォームなので、嬉しい気持ちとすごく引き締まる気持ちでいっぱいです。
―津田選手の武器というのはどんなところでしょうか?
強い真っすぐと緩いカーブを上手く使って緩急をつけながら抑えていくところです。
―プロの中で目標とするピッチャーは誰かいますでしょうか?
今は引退されたんですが、金子千尋さんのようなボールを操って抑えていく姿はとてもかっこよかったので目標にしています。
(岡田彰布監督)
―金子千尋投手というと岡田監督の教え子ということにもなりますけれども、岡田監督、金子千尋投手になってくれたら本当に嬉しいですよね。
なったら最高と思ってね。
―それではプロで対戦したいバッターは誰かいますでしょうか?
先ほどと被ってしまうんですけど、同じ奈良県出身で日本を代表するようなバッターの岡本和真選手と対戦したいです。
―では、プロ1年目の目標はどうでしょうか?
まずは開幕一軍を目標に1年間一軍で投げられるように頑張りたいです。
―将来はどんな選手になっていきたいですか?
阪神タイガースのエースは津田と言われるような選手になりたいです。
―タイガースファンの皆さんにメッセージをお願いします。
1日でも早く顔と名前を覚えてもらえるように頑張るので、応援よろしくお願いします。
松原快選手 育成ドラフト1巡目 背番号123
―まず、タイガースのユニフォームを着た今の感想はいかがでしょうか?
そうですね、伝統ある縦縞を着て、今、鳥肌が立っています。
―松原投手の武器というのはどんなところですか?
僕の武器はまっすぐと変化球のコンビネーションです。
―そのコンビネーションを使って一番対戦したいバッターというのは誰ですか?
いずれは大谷翔平選手と対戦したいと思います。
―ということは海の向こうということになりますが。
そうですね。はい。
―プロの中で目標とするピッチャーは誰かいますでしょうか?
引退されてるんですけど、元阪神タイガースのジェフ・ウィリアムス投手のような投手になりたいです。
―タイガースの先輩の中で話を聞いてみたい選手はいますでしょうか?
青柳投手に話を聞いてみたいと思います。
―どんなことを聞いてみたいですか?
タイプが少し似ているので、変化球だったりとか、バッターとの駆け引きだとかを聞いてみたいなと思います。
―プロ1年目の目標を教えてください。
支配下登録を大前提に一軍で登板することが目標です。
―将来はどんな選手になっていきたいですか?
そうですね、ブルペンには松原快がいるという存在になっていきたいと思います。
―では、最後にタイガースファンの皆さんにメッセージをお願いします。
阪神タイガースの勝利に少しでも貢献できるように頑張ります。これから応援よろしくお願いします。
福島圭音選手 育成ドラフト2巡目 背番号126
―まずはタイガースのユニフォームを着た今の感想はいかがでしょうか?
歴史のある縦縞のユニフォームに袖を通して、すごく気持ちが引き締まって、やってやるぞという気持ちです。
―福島選手のセールスポイントはどんなところですか?
積極的な走塁と1球目からスタートが切れる盗塁術というか、そういうのが僕のセールスポイントです。
―プロの中で目標とする選手はいますでしょうか?
はい、同じ阪神タイガースの近本光司選手です。
―どんなところを目標にしていきたいですか?
塁に出てすごい足でかき回せる選手なので、そういう選手は相手チームにとっても嫌な選手だと思うので、そういうところを見習っています。
―対戦したいピッチャーはいますでしょうか。
オリックス・バファローズの曽谷龍平選手、白鷗大学の1個上の先輩です。
―プロ1年目の目標はいかがですか?
1日でも早く試合に出られるように頑張ります。
―将来はどんな選手になっていきたいですか?
近本光司選手のように、日本一に貢献できるような選手になっていきたい。
―それでは最後にタイガースファンの皆さんにメッセージをお願いします。
1日でも早く支配下登録されるように頑張っていきますので、応援よろしくお願いします。
岡田彰布監督コメント
―各選手力強いコメントがありましたが、それをお聞きになって改めて8人の選手の期待というのはいかがでしょうか?
期待は強く持ってますけど、高校生に関しては慌てることなく本当じっくりとやっていけばいいと思うし、本当にさっきも言いましたけど、何人か来シーズンの一軍の戦力として加わってもらえれば、またチームのレベルもアップすると思うんで、期待することも多いし、まずやっぱり慌てずにやってほしい。まずそこが一番。怪我をすると自分が一番辛いんで、その辺は注意しながら徐々にやっていってもらったらいいと思います。