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埼玉西武ライオンズ

6.3(FRI)4(SAT)5(SUN)

阪神甲子園球場

交流戦最初のカードで楽天を相手に敵地で2勝1敗と勝ち越した金本阪神。特に、2日は藤浪が今季初完封で1か月半ぶりの4勝目を挙げるなど、勢いのつく勝ち方だった。金本監督も「チームとして藤浪で勝てたのが僕は大きいと思う」と手応えを口にした。

3日からは甲子園に戻って西武との3連戦だ。昨年の交流戦は敵地西武ドームで対戦して1勝2敗だった。中村に3試合で満塁弾を含む3本塁打、9打点を許し、浅村には12打数4安打、打率3割3分3厘、3打点と勝負どころでの働きを許した。森は10打数2安打に抑えているが、打力は侮れない。外野での先発や代打で控えることが予想され、気が抜けない。

しかし、阪神にとって心強いデータもある。昨年の交流戦は10勝8敗だったが、ホームの甲子園では8勝1敗と圧倒的な強さを見せた。パ・リーグでは今年からコボスタが天然芝になったが、残る5球団のホームグラウンドは人工芝。天然芝と土のグラウンドで、風の強い甲子園は、慣れていないチームにはやりにくさもある。さらに本塁打も出にくい。阪神は、地の利を生かしたいところ。

とはいえ西武打線が強力なのも事実だ。やはりポイントは先発投手のデキだ。初戦を任されるのは岩貞。5月28日の巨人戦(東京D)では9回3安打でプロ初完封。巨人戦での初登板初完封は、阪神では1994年の藪以来の快挙のおまけつきだった。ここまで防御率0.88は巨人の菅野に次ぐ2位の成績。「ホームランを打てる打者が多いのでランナーをやめると大量点につながる」と警戒を強めた。今季、先発の柱に急成長した左腕が、中村、浅村や秋山、メヒアらが並ぶ強力打線を相手にどんな投球をするか注目だ。

また、第2戦のメッセンジャーは、5月5日の中日戦(ナゴヤD)以来、勝ち星がないが、西武へのイメージは悪くない。昨年5月29日に敵地で7回4安打無失点、11奪三振の快投を見せた。秋山に2安打を許したが、浅村、メヒア、森は無安打に封じた。3戦目の岩崎も5月29日の巨人戦(東京D)で7回途中を2失点で、今季初勝利を挙げ勢いに乗っている。
一方、打者では鳥谷が昨季、対西武で11打数5安打、打率4割5分5厘と好相性だった。最近は1番に定着して、本来の調子を取り戻しつつある主将のバットにも期待したい。

スケジュール
6/3 6/4 6/5
甲子園
神-西
18:00開始
甲子園
神-西
14:00開始
甲子園
神-西
14:00開始