東京ヤクルトスワローズ
8.4(SAT)5(SUN)
京セラドーム大阪
エース・メッセンジャーでツバメ退治。
地元関西の京セラドーム大阪でまずは連敗ストップや!
中日に連敗を喫し順位は6位へと転落。借金は今季最大の8に膨らんだ。仕切り直しの一戦は今季7勝4敗と勝ち越しているヤクルトが相手。地元関西、京セラDに戻ってツバメ退治といきたい。
チームの窮地を救うのはエースのメッセンジャー。開幕から先発ローテを唯一守る右腕が中5日で向かうことになる。前回登板の29日ヤクルト戦(神宮)では5回4失点と精細を欠いた。京セラDでは今季初登板になるが、来日9年目の助っ人は通算16試合8勝4敗と好相性を誇り「マウンドは高く感じるし、気にいっている」とニヤリ。続けて「負けず嫌いであることは変わらない。勝つためにやるだけ」と引き締め、今季3戦2勝負けなしの相手から11勝目を誓った。
4日の相手先発は右腕のカラシティー。シーズン途中で先発に配置換えされた右腕は今季6勝と未だ負けがない。27日にも白星を献上しておりリベンジといきたいところだ。中日戦を2試合休養した糸井が打線に戻ってくる。
3日の全体練習ではフリー打撃を行い43スイング中6発の柵越え。「みんなで一つになってやっていくしかない」と上位進出へ、語気を強めた。昨年の8月は51打数18安打、打率3割5分3厘、4本塁打と夏男ぶりを発揮。チームの浮上の命運はこの男のバットにかかっている。
2位・巨人まではわずかに3ゲーム差。首位・広島以外の5球団は混戦状態にある。ツバメ軍団との2連戦のチケットは前売りで完売御礼。試合を待ち臨んだ地元の大声援を受けて、猛虎が勝利を目指していく。