横浜DeNAベイスターズ
8.31(FRI)9.1(SAT)2(SUN)
阪神甲子園球場
5カードぶり勝ち越しへ お得意様・ベイと3連戦
負けられない戦いが続く中、4カード連続負け越し中と投打の歯車がなかなか噛み合わない。8月も最後。31日からぶつかるDeNAは、流れを変えるには十分な相手だ。
ここまでの対戦成績は12勝5敗。6戦6勝と驚異的なメッセンジャーとは対照的に、初戦に先発する秋山は「打たれていますし、長打がある打線なので」と苦しんでいる。3試合で1勝2敗、防御率5.50。直近は7月20日の敵地・横浜スタジアムで4回6失点で降板した。
今季も17試合で5勝10敗、防御率3.86。白星を挙げたのは6月7日のオリックス戦(甲子園)が最後だ。7月以降も4戦3敗。「先頭打者を打ち取ること。先頭を出したとしても、気持ちをしっかり出したい」と意気込んだ。約3ヶ月ぶりとなる勝ち星は、秋山自身だけでなく、チーム全体を好転させる材料。「どんな形でも長いイニングを投げたい」と先発の柱として自覚をにじませた。
阪神と同様にCS出場を目指すDeNAは、昨年まで同僚だった大和が1番に座り、好打者の宮崎が2番で自在に機能。7月からの2か月で20発を放っているソト、筒香、ロペスのクリーンアップは相変わらずの破壊力だ。先発の浜口は今季2勝5敗、防御率4.27と波に乗れていないだけに、やはり秋山の頑張りがカギを握りそうだ。
阪神打線は糸原、北條の1、2番がやや下降線。福留は休養を挟みながら状態を維持し、4番の糸井とともに打線を引っ張る。ロサリオが登録抹消となり、陽川、ナバーロら、両ベテランを支える存在の奮起が不可欠。束になって濱口を攻略したい。本拠地の甲子園で2ケタの負け越しがあり、夏休み最後に甲子園を沸かせたいところ。まずは秋山で先手を取る。