東北楽天ゴールデンイーグルス
6.18(TUE)19(WED)20(THU)
倉敷 |
阪神甲子園球場 |
やはり苦戦は免れないのか。オリックスとの関西ダービーを2敗1分けで終え、交流戦ラスト2カードはホームでの6連戦となる。交流戦はここまで4勝6敗2分けの8位。特に直近の3カードで勝ち越しがなく、2勝5敗2分けだけに、ここから巻き返したいところだ。
18日からの楽天3連戦は、変則での戦いになる(18日が倉敷、19、20日が甲子園)。引き分けを挟んで3連敗中だが、矢野監督は気合い十分だ。「当たり前やけど、全部勝ちたいし。毎日そういうふうにやっているんでね。結果は勝手に出るんで、俺らの戦いをするしかできへん」と言葉に力を込めた。
大事なカード初戦の先発マウンドに立つのは、メッセンジャー。NPB通算98勝の助っ人右腕は、地方球場となると頼もしい数字が並ぶ。過去8戦7勝の好相性。しかも7連勝中だ。もちろん、倉敷もお得意様で、17、18年に勝ち星を挙げている。ただ、来日10年目のメッセンジャーは冷静そのもので「本当にいい形で勝っているのはあるが、今は勝つことが大事。勝つために、タイガースの試合をしないといけない。先発として、イニングどうこうより勝つことに集中したい。野球をやりにいく。相手どうこうより勝つこと」と、チームの勝利を強調した。
野手では、不振が続くドラフト1位・近本の復調が待たれる。驚く事に21打席ヒットが出ていない。安打が出ていないため、得点は9戦、盗塁も11戦なしと、切り込み隊長の役目を果たせていない。「結果が出てないからと無理に打とうとせずに、自分の仕事を見つめ直してやっていきます。今のところマークが厳しいとかじゃなくて自分にベクトルが向いてるというか、悪い方に行っている。相手とか状況に合わせて考えていきたい」と復調を誓った。