読売ジャイアンツ
7.8(MON)9(TUE)10(WED)
阪神甲子園球場
前半戦最後のカードは、伝統の一戦。首位をひた走る宿敵・巨人の勢いを、ここで少しでも止めて後半戦での逆襲につなげたい。
待ち望んでいた直接対決が、ついに実現する。初戦の先発は、今季オリックスからFA移籍してきた西。相手先発は、オフに一緒に自主トレを行うなど尊敬してやまない存在の菅野だ。「やっぱり自分が思っていることと違った角度で教えてくれるので、気になったりしたことは全部聞いて勉強してます。『(菅野に)投げ合えたらいいね』と言われました」と西。昨季まで同じマウンドで投げ合う機会はなく、同じセ・リーグに移籍した事でその確率が高くなるため、お互いに楽しみにしていた。
今季ここまで14試合に登板し3勝7敗。勝ち星は5月10日の中日戦(甲子園)までさかのぼる。ただ、防御率は2.77と安定感は先発陣の中で随一。イニングも97回3分の1とチームで断トツと貢献度は高い。
西が長いイニングを投げるのが理想だが、リリーフ陣はジョンソンの復帰で鉄壁と言ってもいい。監督推薦で7年ぶりのオールスター出場を決めた藤川、「8回の男」ジョンソン、セーブ数でDeNA・山崎康と激しく争うドリスの3人の存在は強烈。12球団を見渡しても、トップクラスの力量なのは間違いない。
打線では、4番・大山が7月に入って調子を上げてきた。特筆すべきは、得点圏打率の上昇ぶり。矢野監督から名指しでゲキを飛ばされる事もある中、大山も「結果が全てなので。そういう打順を打っているので」と現状に満足することなく、チームの軸として引っ張る意気込みだ。
好調だった交流戦の勢いそのままに、リーグ戦再開後も白星を積み重ねる巨人。坂本、丸、岡本らの主軸はもちろんのこと、売り出し中の若林も好調と打線は手強い。先発陣も安定している一方で、リリーフ陣には不安が残る。序盤から先手を奪うか、接戦のまま終盤まで持ち込めば勝機は十分。逆転優勝のきっかけを、この3連戦でつかみたい。
7/8 | 7/9 | 7/10 |
甲子園
神-巨
18:00開始 |
甲子園
神-巨
18:00開始 |
甲子園
神-巨
18:00開始 |