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2017.1.28
2年目は怖い!?

外国人選手が来日ラッシュ! 28日午前 大阪府の関西国際空港に新加入メンデスと2年目のマテオが到着しました。別々の便でやって来たドミニカ共和国出身の2人ですが、共に にこやかな表情で到着ロビーに現れました。

スピードボールが売りのロマン・メンデス投手は、半袖Tシャツ姿で登場しました。160km/hを投げるのか?といきなり記者に問われ「ハッハッハ!」と高笑い。「具体的な数字は分からないけど、シーズンに合わせてやって行きたい」と答えています。

「(日本に戻って来られて)すごく嬉しい。(オフはドミニカで)肉体的にも精神的にも しっかり準備して来たつもりだ」 。昨季は52試合に登板して1勝3敗20セーブ 防御率1・80 という成績だったマルコス・マテオ投手は、来日2年目のキャンプを前に気合いが入ります。

「昨季は(途中で故障離脱もあって)出来なかったけど、一年間最初から最後まで活躍したい。日本の文化や練習など昨年経験し、学んだ事を全て生かして行きたい」。本格投球こそまだやっていないものの、母国ドミニカでは走り込みやキャッチボールを含めて必要なトレーニングを積んで来た思いがあるマテオ。昨季の経験をバネに猛虎2年目の飛躍を心に誓っていました。

夜には、米国からメッセンジャーも関空に到着。外国人投手では史上最多となる4度目の開幕投手を目指す来日8年目の挑戦がいよいよ始まります。

大阪国際空港(伊丹空港)からは宜野座キャンプ組の内、藤浪・岩崎・北條・高山・横田ら期待の若手を中心としたメンバーが現地での自主トレの為 沖縄入り。寒い本土とは違い温暖な気候の中でキャンプ前の仕上げに入りました。

「良かった。ホントに嬉しい。(後輩には)頑張って欲しいですね!」。昨季のセ・リーグ新人王 高山 俊外野手は、母校・日大三高のセンバツ出場も決まって機嫌は上々ですが、シーズンに向けては「怖いですよ。2年目だし(対戦相手には研究されていて)情報もある。(加えてチーム内の)競争に勝たないと試合に出られない」と語り、期待よりも不安の方が大きい心の内を明かします。

それでも、今オフは「自分の中で(トレーニングが)イイ感覚で出来ている」確かな手応えがあるのも事実です。「(今季は)もっと良い成績を残したい。(その為にも)ケガしないように。(打撃においては)強い打球を飛ばしたい。この冬、何やってたんだ!と言われないように」。糸井加入で更に激戦となる外野のポジション奪りへ表情を引き締めていました。

大山・小野・糸原の新人3選手も空路 那覇へと向かいました。ドラフト1位 大山悠輔内野手(白鷗大)にとっては、初めて踏む沖縄の地。「思った事を書いて行きたい」。大学時代は必要に応じて絵も加えながら記入していたと言う日記を今キャンプでもつける積もりです。

プロ初めてとなるキャンプに臨んでは、「苦しいと思うけど、ついて行きたい。気持ちは終わらないように!」と絶対にギブアップしない決意を口にしていました。

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