- 今岡選手が会見、現役続行を希望
- 2009年10月10日 更新
10日、今岡選手が球団事務所で会見を行いました。来季の契約を結ばないことを通告された今岡選手は、この日球団事務所を訪れ、改めて現役を続けることを伝えました。
今岡選手のコメント(会見より)
球団からの話は、8月の末ぐらいです。戦力外というより引退試合をやらないかという意味合いのことを聞いてたのがその頃。話があってからというより、今年に関しては2軍に落ちた時から、いろんなこと、これからの野球人生について考えようと思っていました。球団からは盛大に引退試合をやっていただけるという話で、ありがたい話だったが現役にこだわりたいとお伝えしました。現役続行について決めたのは9月中旬くらい。それまではいろいろ考えていたが、そっちの方が後悔しないと思った。一言で言うと、このままではユニフォーム脱げないということ。やり残したことがある、というよりも表現が間違ってるかも分からないですが、いろいろな意味でもう一度スカッとさせたい。純粋にこのままもやもやもや、いらいらとして終わりたくなかった。もやもやするなら一歩踏み出そうと。それが今後の自分にとってもいいと考えた。これからについては他球団で誘っていただける球団があればお話ししたいと思っています。決まるまでは最大の努力をします。
優勝した2003年、2005年これは一生忘れることはないです。阪神への愛着?愛着というかそういう言葉は超えている。育ててもらった13年間がある。だからこそ一歩出る時には迷ったんだと僕は思っています。
ファンの皆さん、現役として13年、阪神タイガースでお世話になりました。いい時も悪い時もありました。その中であたたかい声援をいただき、それは何物にもかえられない。頑張ろうという気持ちにさせられた。これからも1人の選手として今岡を応援してくれる人のために頑張れるし、応援してもらいたい、そう願っています。