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和田監督が日本シリーズ前日会見を行いました。
2014年10月24日 更新

24日(金)、和田豊監督が会見を行い明日25日(土)からの「SMBC日本シリーズ」へ向け意気込みを語りました。

和田監督コメント(会見より)

―明日から日本シリーズが始まりますが、今の心境は?

ドラフトで2日間チームを離れていましたが、コーチをからも非常に緊張感を持って良い状態で今日まで来ていると報告がありましたので安心しています。
また、先ほど選手たちの顔を見渡したところ“明日から始まるぞ”という雰囲気でいてくれていましたので、非常に頼もしく見えました。

―シーズン終了から大変な勢いでここまで登り詰めていますが、一番の要因は何ですか?

シーズン終盤に勝負どころで勝てなかったというのもありましたが、そのあとずるずると行くことなく持ち直して、非常に良い状態でシーズンを終え、そのままCSに入れましたし、また甲子園でのファーストステージでは、なかなか点が取れない中、バッテリーが踏ん張って苦しみながらも勝ち抜いて、東京ドームの初戦で打線に火がついたので、
そういう意味では明日の初戦がポイントになって来るとは思います。CSではどちらの初戦も勢いがつくような勝ち方ができましたので、明日もそうしたいと思います。

―勢いは残っていますか?

残っているというよりも、もっと増していけるように、初戦がすべてではありませんがとにかく初戦がポイントになると思っています。
また、ゲームの中で少しでも早く敵を把握できるようにやっていきたいと思います。

―ホークスにどのような印象をお持ちですか?

やはり打線が強いという印象があります。打撃ベスト10に入る選手が何人もいますし。調子に乗せたら切れ目がない。
また、球の強いピッチャーが多いので、投手陣も充実していて、戦力的には素晴らしいと思います。

―その相手に対してどのように戦っていこうと思いますか?

我々はここまで這いあがってきたチームですので、チャレンジャー精神というか、とにかく最後の最後まで
ファイティングポーズをとり続けたいと思っています。

―特に期待している、または、ポイントになる選手は?

打つ方では、クリーンアップの状態が良いので、まずはその前にランナーを置くこと。またクリーンアップを打つ孝介(福留)が非常に良い状態ですので、
そこらへんがポイントになってくると思います。

―投手のローテーションはもう決まっていますか?

もちろんです。明日のことですので。

―甲子園でやるアドバンテージというのはありますか?

スタートを甲子園で切れるというのは非常に有難いことですし、明日もかなりのファンの方に(球場へ)入っていただけると思いますので、
そのパワーをいただきながらなんとか明日の初戦を獲れるようにやっていきたいです。

―29年縦じま一筋で来られて、日本一への重みは増していると思います。

30年ユニフォームを着させてもらって、いろんなものが詰まった日本シリーズだと思っています。
勝負ごとですから勝ち負けはありますが、ファイナルステージなど見ていると
選手たちに躍動感がありグラウンドを暴れまわるという姿が見れましたので、勝ったことも嬉しいですがそっちの方が非常に嬉しかったです。その戦いが明日からもう1回出来るように頑張りたいです。

―ファンの皆さんにひとこと

全国のファンのみなさんが明日からの戦いに期待していただいていると思いますので、
私たちだけでなく、選手も期待に応えるよう必死になって頑張ってくれると思いますので、
大きな声援を送っていただければと思います。