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平野恵一ファーム守備走塁コーチ就任会見
2015年10月28日 更新

28日(水)、来季のファーム守備走塁コーチに就任した平野恵一氏が、球団事務所にて就任会見を行いました。

高野球団本部長、平野恵一ファーム守備走塁コーチ 以下会見コメント

高野球団本部長より

この度、来季のファーム守備走塁コーチとして平野恵一氏に入団していただくこととなりました。
平野コーチは、阪神でもプレーしていただきましてオールラウンドプレーヤーということで内外の守備走塁につきまして尽力していただけると思います。どうぞ皆様宜しくお願いいたします。

平野恵一ファーム守備走塁コーチ

―今の気持ちをお聞かせください。

とても気持ちが引き締まっています。

―コーチ就任はいつごろどのようにして?

監督からお電話がありまして、コーチをしてほしいと要請を受けましたので、その場でハイと答えました。

―現役引退会見のときは、少し時間を掛けて考えたいとおっしゃっていましたが。

金本監督の言うことであれば、ついていくと決めていましたので。

―掛布二軍監督とは話をされましたか?

いえ、まだお会いできていません。

―誰かに相談されましたか?

いえ、していないです。

―ご家族は?

ビックリしていました。

―初めての指導者ということで不安や迷いはありませんでしたか?

あまりないですね。ここ2年ぐらいは、若手に教えながらプレーしていましたので。
チームが、監督、コーチがどういう選手を育てていきたいのかを理解して、そこにしっかり力を注ぎ込みたいと思います。

―4年ぶりに縦縞のユニフォームを着ることになりますが。

ほんとに身の引き締まる思いです。現役よりも引き締まっています。
現役時代は、自分のために精一杯でしたが、コーチとなるとその選手の人生がかかっていますから、そういう責任も持ちながら指導していきたいと思います。

―現役時代はがむしゃらさ、ひたむきさが印象に残っていますが、指導者としてはどのようなスタイルで?

一球に懸ける想いや、その一球に対して自分だけじゃなくて本当にたくさんの方々の想いもあるということをしっかり伝えていければと思っています。

―練習にはいつから参加されますか?

1日からです。

―まず何からやっていきたいですか?

自分が何をしなければいけないかをまず見極めて、しっかりそこから考えてやっていきたいと思います。

―今注目している選手はいますか?

いいえ。とにかく一人でも多く1軍で活躍、そして球界を代表するようなプロ野球を背負って立つような選手を育てたいと思っています。

―どのような形で金本監督を支えていきますか?

任命していただいた以上、恩返しする気持ちで、日本一の監督に。
自分だけの力では無理ですが、なんとか少しでも力になれればと思っています。

―金本監督は「戦う集団」にしたいとおっしゃっていましたが?

監督が言っている以上、そういうつもりでファームもしっかりと支えていきたいと思います。

―ファンの期待も大きいですが、その辺りはいかがですか?

もちろんファンあってのプロ野球ですし、ファンの皆様がいなければプレーも出来ませんので、しっかりそこも考えながらやっていきたいと思います。

―ファンの方へ一言

一人でも多く素晴らしい選手を育てられるように、そして1軍で活躍してもらってファンの皆様へ恩返しするという形がベストだと思いますので、自分がどれだけできるかわかりませんが、現役中と同じ気持ちで全力でコーチ業に尽くしていきたいと思います。

平野恵一 ファーム守備走塁コーチプロフィール

生年月日 1979年4月7日
出身地 神奈川県
投打 右投左打
身長/体重 169cm/67kg
球歴 桐蔭学園高~東海大(2001年度ドラフト自由獲得枠)~オリックス(2002-2007年)~阪神 (2008-2012年)<2012年FA行使>~オリックス(2013-2015年)~阪神(ファームコーチ2016年) <甲子園出場:1997年夏>
初出場 2002年7月19日対ダイエー12回戦(福岡ドーム)<6回 二塁手>
初スタメン 2002年7月22日対ロッテ15回戦(千葉マリン)<2番 二塁手>
初安打 2002年9月21日対近鉄25回戦(神戸)<1回 投手:高村 祐 二安打>
初本塁打 2003年7月4日対日本ハム13回戦(ナゴヤドーム)<9回 投手:金村 曉 右本打>
初打点 2002年9月22対近鉄26回戦(神戸)<2回 投手:ジョンソン 右安打>
初盗塁 2002年10月13日対近鉄28回戦(神戸)<6回 二盗>
1000試合出場 2012年7月14日対ヤクルト9回戦(甲子園)<7番 二塁手>
1000本安打 2013年8月28日対楽天17回戦(京セラドーム)<5回 投手:美馬 学>
200犠打 2011年6月15日対日本ハム4回戦(甲子園)<3回 投手:ダルビッシュ有>
250犠打 2014年8月20日対ロッテ16回戦(QVCマリン)<3回 投手:大嶺祐太>
カムバック賞 2008年
月間最優秀選手 2010年7月(打率.435、本塁打0、打点4)
ベストナイン(2) 2010-2011年(二塁手)
ゴールデングラブ賞(2) 2010-2011年(二塁手)
オールスター出場(4) 2005年、2010-2012年
クライマックスシリーズ出場(3) 2008年、2010年、2014年

年度別成績

























2002 オリックス .227 7 22 1 5 0 0 0 5 2 1 1 0 2 .261 .227
2003 .252 53 155 17 39 8 2 1 54 9 3 11 1 43 .305 .348
2004 .279 124 377 50 105 18 7 6 155 39 10 30 6 69 .340 .411
2005 .285 118 397 44 113 5 4 3 135 33 6 34 6 66 .347 .340
2006 .235 33 98 14 23 5 0 2 34 6 0 6 0 16 .276 .347
2007 .216 58 153 16 33 4 1 1 42 11 5 13 3 36 .287 .275
2008 阪神 .263 115 365 46 96 7 3 1 112 21 7 35 4 62 .333 .307
2009 .270 132 404 56 109 15 5 0 134 18 3 22 7 53 .318 .332
2010 .350 139 492 77 172 22 5 1 207 24 6 34 7 55 .399 .421
2011 .295 142 542 62 160 13 5 1 186 29 6 33 5 67 .341 .343
2012 .245 134 458 43 112 5 2 1 124 24 6 42 4 61 .313 .271
2013 オリックス .313 56 217 19 68 10 1 0 80 14 1 15 1 26 .361 .369
2014 .268 120 452 59 121 14 3 1 144 28 5 37 7 55 .331 .319
2015 .262 29 107 12 28 4 0 0 32 5 1 11 1 11 .333 .299
計:14年 .279 1260 4239 516 1184 130 38 18 1444 263 60 324 52 622 .337 .341
阪神計:5年 .287 662 2261 284 649 62 20 4 763 116 28 166 27 298 .343 .337