- 能見篤史選手が契約更改
- 2015年12月03日 更新
3日(木)、能見篤史選手が球団事務所での契約更改終了後に会見を行いました。
能見篤史選手コメント(会見より)
―今シーズンを振り返っていかがですか?
自分としては物足りないと感じましたし、前年の反省を踏まえてのシーズンだったのですが、ここ2年負け越しているので、その辺をどう打破するかを自分でしっかり考えて、来年はちゃんと報いないといけないと思います。
―打破するために必要なこととは?
気持ちの部分がすごく左右するかなというのもあります。
シーズン終盤はどこの球団もやっぱりしんどいですし、その中で勝てないということは、気持ちの弱さであったり、そういうものが関係しているのかなと。ここ2年はそういう感じですね。
―1年間先発ローテーションを守り抜いたことについては?
長いことやらせてもらっているので、その辺は最低限ということで自分の中では自負しているというか、そういう感じですね。
―シーズン終盤にはリリーフの登板もありましたが、どのように調整されましたか?
調整というよりは、チームが勝つために後ろに入ってやっていたわけですが、迷惑を掛けてしまった部分もありますが、リリーフは精神的な部分ですごく疲労があることを入って感じましたし、長いシーズンの中で、先発が完投してくれるとリリーフにとってはすごく助かるということもわかりました。
その辺は来年に向けて自分も年齢に甘えることなく、しっかり完投数を目指していこうと感じました。
―若手投手への指導については?
多少ですが自分の感じたことを。
それがその選手に合うかどうかというのはわからないので、ひとつの考え方として聞いてもらえる程度ですが、何か参考になればというところで。
僕も成績が出なくて苦しい時はいろんな人にいろんなアドバイスをいただいたので、そういうものはしっかりとチームや選手のためになるのであれば続けていきたいと思います。
―今の若手投手のイメージは?
みんないいものを持っているので、みんなが1軍で活躍できればいいのですが、なかなかそういうわけにはいかないですし、そこに競争があって勝ち抜いていかないといけないというところもありますし。
これは運もあるので、人に言われて変わるのであればみんな変わってると思うので、一番は自分がどう変わっていくかというのが大事だと思います。
―金本監督からどういうところを期待していると話があったのですか?
まだまだベテランの投球というのは期待されていなくて、もっとやれると言っていただいたし、スピードももっと上がると言っていただいているので、それにはしっかり応えようと思っています。
―オフのトレーニングの予定は?
もう少し筋力も必要ですし、長所なのか短所なのかわからないですけど、体型があまり変わらないので、自分なりにもう少しパワフルな所を求めていきたいなと思います。
―ファンの皆さんへ一言お願いします。
僕は金本監督の現役時代も知っていますし、どういう姿勢で現役をされていたのかも背中を見て知っています。
なんとか金本監督を胴上げしたいので、それに向けてしっかりといい駒になってシーズン通してやっていきたいと思います。