- 2016年度新人選手入団発表会
- 2015年12月07日 更新
7日(月)、大阪市内のホテルにて「2016年度新人選手入団発表会」を行いました。
会見では、初めて縦縞のユニフォームに袖を通した高山俊選手、坂本誠志郎選手、竹安大知選手、望月惇志選手、青柳晃洋選手、板山祐太郎選手の6名が、入団の喜びとプロ野球選手としてのこれからの目標について語りました。皆様、新人選手の今後の活躍にご期待ください。
四藤慶一郎球団社長挨拶およびコメント(会見より)
本日、ドラフト指名いたしました6名の選手と契約をいたしましたので、ご紹介いたします。今年のドラフトは、投手3名、捕手1名、野手2名と即戦力中心の構成になったと思います。
金本新監督のもと、新人選手の皆さんが成長し、近い将来に1軍の戦力となることを期待しております。
どうぞ皆様、ご支援、ご声援のほどよろしくお願い申し上げます。
―新人選手をご覧になった感想はいかがですか?
大学生の選手が多いですが、非常に落ち着きを感じます。
監督が目指す強さ、パワーというそういった部分でも、体格的にも非常にしっかりした選手が多いので、楽しみだなと思っております。
金本知憲監督コメント(会見より)
―新人選手を目の前にした感想はいかがですか?
みんな体格がいいなという印象です。僕が入団した24年前、その時の世代なのか時代なのかその時と比べると、体が大きいなという印象です。
―そういう面では監督の想いに合致する選手が並んでいるというところでしょうか?
そうですね、まず体格は合格かなと思います。
―このルーキー達に期待することは?
プロに入った以上は横一線ですし、僕の第1回目のドラフトですから、ここにいるメンバー全員が一軍でレギュラー、エースになることを期待します。
― 一軍のチャンスがあるぞというメッセージが込められているのでしょうか。
そうですね。決して焦ることはないと思いますが、逆の言い方をすれば、そんなに時間もありませんよという、そういう厳しい世界なので心してやってほしいと思います。
―プロ野球で活躍された元選手として、現在の監督として、ルーキー達へのアドバイスは?
ルーキーに限らず、やっぱり努力し続けることですね。どうしても練習というのは飽きやすいですから。
そこをグッと我慢してそこを続けることができる選手は最後勝っていますので、それを心してほしいですね。
―選手の皆さんにメッセージをお願いします。
今言ったことですが、横一線なので、今希望に満ちていると思いますが、今の気持ちを忘れずにとにかく努力を続けること。そして勝ち抜いて行くこと。
先ほど選手達に言ったのですが、僕は選手、コーチ、フロントも含め家族だと思っているので、家族が故に厳しくもなるし、愛情も注いでいきたいなと思っています。
高山俊(ドラフト1巡目) 背番号9
―タイガースのユニフォームを着た率直な感想をお願いいたします。
ドラフトで指名していただいた日から、このユニフォームを着る日を楽しみにしていたので、凄く嬉しい気持ちです。
―背番号は同じ安打製造機マートン選手がつけていた9番を背負うことになりました。その数字はいかがです?
僕がこれまで甲子園でプレーする時、いつも9番をつけさせていただいていたので、そういう面においては、凄くありがたいと思いますし、嬉しい事だと思います。でも、その背番号に追いつくようにというよりは、僕らしく一生懸命やっていきたいなと思います。
―その自分らしさ野球の部分ではどんなところがあるんでしょうか?
やっぱりバッティングが持ち味だと思っていますので、そこを全面にアピールしていきたいなと思います。
―長距離砲を目指したいというコメントも、以前拝見したことがありますが、高山選手が目指すプレイヤー像というのはどんな選手でしょうか?
やっぱり、監督にこういう選手になって欲しいという選手になることが、選手としての使命だと思ってましたので、ドラフトの時に長距離砲を目指して欲しいと言っていただいたので、まずはそこを目指してやっていきたいなと思ってます。
―自分が目標とするようなプロ野球選手、理想像はありますか?
やっぱり理想像は金本監督のように長く一流選手としてやっていけることです。
―これから沢山の投手と対戦して行くことになると思いますが、プロとして対戦したいピッチャーはいますか?
選手ですので、僕からどうこう言うことでもないですが、本当に監督がここで打って欲しい時のピッチャーに1打席でしっかり打てるようにしたいと思います。
―トリプルスリーを期待するという声も、周囲では上がっていますが、ご自身の思いとしてはどうでしょうか?
数字面はやってみないと本当にわからないので、そういうところを目指してやるというよりは、本当に早くタイガースの一員として戦力になれるようにやりたいと思います。
―これからホームグラウンドになります、甲子園の印象はいかがですか?昨日見学させていただいて、何回か高校野球と大学の選抜の時に来ていますが、何度来ても新鮮な気持ちになりますし、一生懸命野球を取り組める場所ではないかなと思います。
―もう自分がそのグラウンドで活躍できるイメージは出来上がってますか?それもやってみないと分からないですが、戦力となれるように一生懸命やりたいと思います。
―当然一年目からの活躍というのはご自身では考えてらっしゃると思いますが、一年目での目標はどんなところを考えてますか?何度も言ってますが、選手は監督に使っていただいて、そこから結果を出せるかと思うので、まずはそういう選手に、一日でも早くなれるように頑張りたいなと思います。
―開幕スタメンへの思いはいかがでしょうか?それも、監督に使っていただく立場なので、全力でアピールはしますが、そういう面を見ていただいて、そういうところかなと思います。
―最後にタイガースファンへのメッセージをお願いいたします。沢山のファンの方に応援していただいている球団だと思いますので、沢山のファンに応援されるような選手に一生懸命なっていきたいと思います。これからも応援よろしくお願いいたします。
坂本誠志郎(ドラフト2巡目) 背番号12
―縦縞のユニフォームを着て今どんなお気持ちですか?
ドラフトで指名された日から早くこの縦縞を着て、野球をしたいという思いと憧れの気持ちが強かったのですが、こうやって袖を通してみて自覚というか責任がのしかかってきたなと、でもそれは嬉しいことなのでそれに結果として応えられるようにやっていきたいと思います。
―背番号は12番となりました。この数字についてはいかかでしょうか。
大学時代4年生の時、キャプテンでキャプテンの番号だった12番をつけていましたし、そういった意味ではほんとに光栄であり嬉しいことです。12番という番号がファンのみなさんに『坂本』だと早くなじみをもっていただけるように12番が似合う選手に一日でも早くなれたらいいなと思います。
―坂本選手ご自身のセールスポイントをお願いします。
まずはディフェンス面でチームの力にならないといけないと思いますし、自分のやるべきことをするのも大事なことなんですが、その場その場で求められることに対して結果を出していくつもりなので、これからも変えずにやっていけたらいいと思います。
―自己分析をして、自分はどんなタイプのキャッチャーだと思いますか?
チームにとって安心感を与えられるキャッチャーにならなければいけないと思っていますし、まずそういったところからチームにそういうものを与えられたらと思うので、そこが一番重要になってくると思います。
―理想としているキャッチャー像、あるいは目標としている選手はいますか?
自分の小さいころからテレビをつけたら矢野さんが阪神タイガースでキャッチャーという印象しかないですし、安心感という自分の求める部分でも矢野さんのようになれたらいいと思います。
―チーム内ではやくこの人のボールを受けてみたいというようなピッチャーはいますでしょうか。
どのピッチャーともコミュニケーションをとってやっていかないといけないと思っているので、やっぱり同期入団のピッチャーが三人いますし、一番身近にいてあげられると思うので三人と切磋琢磨しながらやっていきたいと思います。
―バッターとして対戦したいピッチャーはいますか?
地元の兵庫県出身ということで、ジャイアンツの今年一位で入った桜井だったり、ヤクルト一位の原樹里というのは、仲もいいですし、同じ兵庫県の人間として、そして兵庫県にあるチームとして負けたくはないと思います。
―甲子園の印象はいかがでしょうか?
高校野球、大学の時でも来させていただいたのですが、そのときよりもここをホームグランドとしてやれるということで本当に幸せだなと感じています。
―これから今の時点ではどんな目標を持ってプレイしていこうと考えていますか?
キャッチャーというポジションは経験が必要なポジションだと思っているのでその経験を高いレベルで積めたほうがいいと思うので早く一軍にいって活躍できればいいなと思います。
―契約交渉のときには開幕を意識しているような言葉もありましたが、そのあたりはいかがでしょうか?
高い目標をもっていかないと、自分のやるべきことのレベルもわかってこないと思うので、そこは自分自身高い目標をもちながら一日、一日できることをしっかりやっていきたいと思います。
―最後にタイガースファンにメッセージをお願いします。
やっぱり地元、兵庫県に帰ってくるということもありますし、一日でも早く、そして一日でも長くこの阪神タイガースのユニフォームを着てみなさんに愛される選手になっていきたいと思います。
厳しい声も頂きながら成長していきたいと思います。よろしくお願いします。
竹安大知選手(ドラフト3巡目) 背番号42
―阪神のユニフォームを着てどんな気持ちですか?
中学校時代まで縦縞を着ていまして縦縞のイメージはできていたんですが、タイガースに入っただけで重みが全然違ったので、この重みをしっかり感じながらプレーできたらと思います。
―背中には42番という数字になりました。この数字はいかがでしょうか?
阪神といいますと下柳さんが一番印象にあって自分の目標とする長くやった選手というところで、いい番号を頂いたなと思いますし、社会人時代に18番を付けていたんですが前に付けていた選手がいるロッテの香月さんが42番をつけていられるので何か縁のある背番号だなと思います。
あとは自分の担当スカウトが田中秀太さんなんですが「グローブは投げるもんじゃない。大切にしろ。」と言われたので教えを守りたいと思います。
―ピッチャーとしてのセールスポイントは?
キレのある真っ直ぐと三振を獲れるフォークというところが自分の持ち味だと思います。
―目標とするピッチャー像、あるいは選手などは考えていますか?
マリナーズの岩隈投手が自分の目標とする選手です。三振獲れる時にしっかり獲って、ゲッツーでありたい時にしっかり内野ゴロ打たしてというようなクレバーな投球ができるようになるのが自分の目標ですね。
―プロ野球選手の中で対戦してみたいバッターは?
いいバッターばかりなので、みなさん対戦したいんですが個人的に思い入れがあるのが高校時代一緒だった広島の鈴木誠也選手で、高校の時は打たれていたので対戦したらしっかり抑えてやりたいというのがあります。
―甲子園の印象は?甲子園のマウンドの思いはどうですか?
今まではどちらかというと憧れの場所だったんですが、しっかりここで投げて勝たないといけないと思うと、ここで早く投げたいという気持ちがあります。
―現時点での目標は?
一歩ずつしっかり階段上がっていけるように、毎日努力を続けていくことが大切だと思っています。
―最後にタイガースファンへメッセージをお願いします。
阪神タイガースはファンの方に愛されている球団だと思いますので、ファンの方々に竹安を応援しようという気持ちになってもらえるようにしっかり活躍して頑張りますので、応援よろしくお願いします。
望月惇志選手(ドラフト4巡目) 背番号61
―タイガースのユニフォームを身にまとってみてどんな気持ちでしょうか?
伝統あるユニフォームですし、嬉しいという気持ちの反面、責任感というのもすごく感じています。
―背番号は61番。この数字の印象はどうですか?
小さい頃ににお世話になっていた方がずっと61番を付けていたので、そういう面で何かの縁なのかなというふうに思っています。
―その方というのはどんな関係の方ですか?
ちょうどドラフト会議の一ヶ月ほど前に亡くなってしまったんですが、その方はずっと野球を教えてくれた方だったので何かの縁なのかなというふうに、その方からもらった背番号なのかというふうにも考えております。
―ピッチャーとしてのセールスポイントはどのあたりでしょうか?
高校時代はずっとストレートを磨いて練習してきたので、自分の今のセールスポイントはストレートです。
―ピッチングスタイル、あるいは三振へのこだわりはどうでしょう?
分かっていても当たらないストレートといいますか、手元で伸びるようなストレートで三振を奪いたいという気持ちはあります。
―目標としている選手があれば教えてください。
高校時代はずっと藤川球児選手の投球を目指して練習してきたので、目標とする選手は藤川球児選手です。
―同じチームでプレーするということになりますがいかがですか?
ちょうど自分が入団する時に戻ってこられて、聞ける部分であったり、学べる部分というのは、まねしていきたいと思います。
―対戦してみたいバッターは?
横浜創学館高校のOBで先輩でもある秋山翔吾選手と対戦してみたいなと思っています。
―甲子園球場の印象はどうでしたか?
高校3年間ずっと目指していた場所で、高校時代は甲子園という球場に届かなかったので、そういう球場がホームグラウンド、そのチームに入れたということで、そのマウンドで1日でも早く投げたいないという気持ちです。
―今回入団6人の中で唯一高校生になりますが、そのあたりの意識は自分の中でありますか?
高校生一人ですが、高校生らしく身体を作って、思い切ってプレーしていきたいと思っています。
―望月選手の目標を教えていただけますか?
しっかりと怪我をしない身体を作ってチームを支えていけるような投手に将来なりたいと思っています。
―タイガースファンへメッセージをお願いします。
1日でも早くファンの方々に信頼してもらえるような投手になれるように努力を続けていきたいと思っています。これから応援よろしくお願いします。
青柳晃洋選手(ドラフト5巡目) 背番号50
―タイガースのユニフォームを着て今どんな気持ちですか?
プロ野球選手としてタイガースの一員になれたことがとても嬉しいです。
―背番号は50番です。いかがでしょうか?
タイガースの50番といえば藤井さんのイメージが強いと思うのですが、でも1日でも早く50番は青柳だと覚えてもらえるように頑張ります。
―ご自身のセールスポイントを教えてください。
人と違う投げ方をしているのでそこから投げるまっすぐ、強気の攻めをみんなに見て欲しいです。
―目標とする選手はいますか?
小林繁さんのように巨人キラーであったり、沢村賞をとれるような投手になりたいです。
―対戦してみたいバッターはいますか?
巨人キラーと口にしたんですが、坂本さんだったり長野さんだったり素晴らしいバッターと対戦してみたいです。
―ホームグラウンドにする甲子園の印象はいかがですか?
憧れていた場所なので、そこで一日でも早く投げて勝ちがつくように頑張りたいです。
―青柳投手といえばサブマリンというアンダースローが特徴かと思いますが。そのあたりのこだわり、思いなどを教えていただけますか。
自分は小学校5年生くらいから野球を始めて6年生からこの投げ方をしているので、野球をやっている中でこの投げ方が一番長いという自信がありますし、タイガースにいない投げ方なのでチャンスがあると思うので頑張って行きたいです。
―プロ1年目の目標は?
開幕とは言わないですが、1年目で1軍のマウンドに上がれるように頑張りたいです。
―将来的にはどんな目標を持ってますか?
ポジションは先発になるか中継ぎになるか抑えになるかまだわからないんですが、どこで投げてもそこのエースと呼ばれるような投手になりたいです。
―それでは応援してくれるタイガースファンに一言お願いします。
自分は全力という姿勢が売りなのでそこをしっかり見ていただきたいです。応援よろしくお願いいたします。
板山祐太郎選手(ドラフト6巡目) 背番号63
―タイガースの縦縞を身につけてみて今どんなお気持ちでしょうか?
阪神タイガースの一員になれた事を実感しましたし、早くこのユニフォームを着て甲子園球場でプレーしたいなと思いました。
―63番でのスタートとなりますが、この数字はいかがですか。
新庄選手が阪神に入った時、63番を身に付けていました。そう言った意味ではとても良い番号だなと思いました。
―ご自身の売りというのはどのあたりになりますか?
自分は体が強いという事を認識しておりまして、大学4年間も怪我をしませんでした。プロ野球は実力の世界なので1日1日、とにかく一生懸命練習して早く1軍でプレーできるように頑張ります。
―体力測定ではすばらしい数字が出たという事ですが、肉体面では自信があるということでしょうか。
大学4年間しっかり体を鍛えてきたという自信もありますし本当に怪我をしない体というのが出来ていると思うので、練習を積み重ねて早く、1軍でプレーしたいと思います。
―これからどんな選手を目指していこうと思っていますか?
目標とする選手は金本監督で、長く1軍でプレーしていましたし、小さい頃からテレビで見ていたので、金本監督のような勝負強い長く活躍できる選手になりたいと思います。
―対戦してみたいピッチャーはいますか?
大学3年間一緒にプレーしていたDeNAの山崎投手は大学時代1度も打った事がなかったので、プロの舞台でリベンジしたいと思います。
―甲子園の印象というのはいかがでしょう?
高校時代3年間、甲子園に出場する事はできなかったのですが、昨日初めて行ってとても広いと思いましたし、ここが満員になってプレーしたら本当に気持ちいいんだろうなと思いました。早く満員の甲子園球場でプレーしたいと思いました。
―これからプロとしてスタートするにあたってどんな目標を今思い描いていますか?
阪神タイガースで優勝して日本一になりたいと思いますし、その戦力になれるように1日1日練習して積み重ねて行きたいと思います。
―それではファンの皆様にメッセージをお願いします。
1日でも早く阪神タイガースの戦力となり、応援されるような選手を目指して行きますので、応援の程よろしくお願いします。