- 元阪神タイガース監督 星野仙一氏の逝去について
- 2018年01月07日 更新
6日(土)、株式会社楽天野球団は星野仙一氏が今月4日に逝去されたと発表しました。
2年間当球団で監督として指揮いただき、2003年にはチームを18年ぶりとなるリーグ優勝に導いていただいた星野仙一氏のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
坂井信也オーナー
突然の訃報に驚愕しています。先日の野球殿堂入りパーティーの時には元気なお姿でおられたのに、あまりにも突然のことに言葉もありません。星野さんには、タイガースに新しい風を吹き込み、常勝チームの礎を築いていただいたことに大変感謝しています。まだまだこれから野球界の発展のためにご尽力いただきたかったのに、ただただ残念でなりません。心よりご冥福をお祈りいたします。
揚塩健治球団社長
先日お会いした時に『タイガースの優勝をファンが待ち望んでいますよ。頑張ってください』と、激励の言葉をいただいたばかりでした。私が甲子園球場の球場長の時からご一緒に仕事をさせていただく機会もあり、熱く闘う姿勢を学びました。闘将と評されることが多いですが、誰にでも気遣いをされる優しいお心の方だったと思います。寂しい気持ちでいっぱいです。心からご冥福をお祈りいたします。
金本知憲監督
いまだに受け入れられないという気持ちです。最後にお会いした昨年12月の野球殿堂入りを祝う会では『しっかりブレずに自分の思うように頑張れ』『絶対にタイガースは強くなるから辛抱してやれよ』と激励の言葉をかけてくださりました。タイガースに来て2回も優勝させていただいて、本当にいい思いをさせていただいたのは星野さんのおかげです。私が引退するときや監督に就任するときも、声をかけてくださり、また背中を押してくださり、感謝という言葉しかありません。本当に私の中では関西の父親代わりみたいな存在でした。少しでも良いところは生かして、常に胸の中に思いながら戦っていきたいと思います。これからも見守っていてください。心からご冥福をお祈りします。
矢野燿大ファーム監督
とても驚いています。12月の初めにお会いした時には、体調が優れないときもあると仰っていましたが、まさか命に関わる事だとは思っていませんでした。最後まで弱いところを見せなかったという部分に、監督の強い思いがあったのかと思います。中日入団時代に星野監督のもとでやらせてもらい、プロでの大切さ等たくさんの事を勉強させていただき、どこに行ってもやっていけるという気持ちになりました。ユニフォームを着た時の星野さんは本当に厳しくて1番怖い監督でしたが、私たちの事をいつも気にしてくれる1番優しい監督でもありました。引退してからもいつも私を気遣って、色々な話をしてくださり、本当に感謝の気持ちしかありません。星野さんがよく野球界への恩返しと仰っていましたが、私もこのタイミングでファーム監督となりましたので、自分の中あるに星野イズムを若い世代にしっかり伝えていきたいと思います。気持ちの準備もできないままの別れで、お顔も見る事ができず本当に残念です。心よりご冥福をお祈りたします。