よりチームに貢献できるように<前編>
「彼ならやってくれる!」
背番号52がチャンスで打席に立つとき、多くの阪神ファンがそう期待することだろう。新たにチームに加わった昨年、抜群の勝負強さで着々と打点を積み上げていった姿は、日に日にたくましさを増していった。2年目のシーズンも迎えた頼れる助っ人・サンズは、今年も開幕から順調すぎるスタートを切っている。
「いい準備ができているかなと思います。昨年やってみて良かったことは継続して、もっと改善したいなと思うところはキャンプなどを通じてじっくり取り組むことができました。実戦に入ってからも、そういった取り組みの結果がうまく出せているのかなと思います」
東京ヤクルトとの開幕戦、5番レフトでスタメン出場すると、いきなり決勝弾を含む二本塁打の大活躍。今季初の本拠地・甲子園で迎えた伝統の一戦・巨人戦でもアーチを放ち、ここまで11試合で4本塁打をマーク。143試合に換算すれば、自身の背番号と同じ“52本ペース”と、昨年以上に頼もしい姿を見せてくれている。
サンズにとっては“悲願”の2年目である。
「昨年、シーズン2位という順位で終わったことで、今年も引き続き阪神でプレーして、優勝のためにもっとチームに貢献したいという気持ちを持っていました。なので、契約が継続できたときは本当にうれしかったです。2年目となる今年も、阪神タイガースでプレーができて、本当にうれしく思っています」
これまでのキャリアでは、シーズン中の移籍も経験。ほぼ1年で所属が変わるような選手生活を送ってきた。
よりチームに貢献できるようにショートver<前編>終了。
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