よりチームに貢献できるように＜後編＞
サンズの代名詞といえば、やはり“勝負強さ”になるだろう。今季は開幕から5番打者としてラインナップに名を連ね、現時点（4月19日時点）でチームトップの16打点をマーク。得点圏打率は4割近い.389を記録し、文字通り打線の核を担っている。韓国でプレーした2019年にも打点王のタイトルを獲得した実績を持つ、抜群の勝負強さの秘訣は“準備”と“心構え”にあるという。
「試合前には相手投手のデータをしっかり見て、映像も研究して対戦に臨んでいます。相手ピッチャーがシチュエーションごとにどのようなピッチングをしているかというのも見て、万全の準備をしていたつもりです。アメリカでは、『バッターがチャンスのときはピッチャーのピンチなので、リラックスして打席に臨むように』ということをずっと言われていたので、リラックスしてボールを叩くということを意識して、打席に臨んでいました。試合に向けた準備と、打席での心構えがしっかりできていたので、結果が出せたのかなと思っています」
勝負どころでこそリラックス。打った後にはハイテンションでパフォーマンスを見せるものの、打席では常に冷静沈着な様子で、当たり前のようにタイムリーを放ってくれる。事前の準備も含め、状況に応じて自分をコントロールできるクレバーさも彼の特徴の一つだ。
よりチームに貢献できるようにショートver＜後編＞終了。
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