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虎魂

一歩目を踏み切るために<前編>

試合の中盤から終盤、ピリッとした雰囲気の中で彼の出番はやってくる。緊張感がないわけはない。今季の打席数は6月8日時点でわずかに3。ただし、試合出場数はその約10倍となる31を数える。背番号4、熊谷敬宥は、好調な戦いを続けるチームを陰ながら支えているメンバーのひとりだ。

「試合の状況を見ながら『この辺で出番がありそうかな?』というのは、自分でも考えて準備をしています。監督、コーチに言われてから準備するのだと遅いなと。代打でいく人もそうだと思うんですけど、試合の状況を見て、言われるときには万全の状態で出られるように準備しておこうと考えています」

彼が今求められている役割は、主に代走、そして試合終盤での守備固めだ。勝負どころの代走での出場時には、「今までに感じたことがないほど」の緊張感が襲ってくるという。ただ、その中で5つの盗塁にトライして、成功率100%を記録。守備でも今年は外野にも挑戦し、出場機会を増やすと、ここまで無失策という安定した力を示している。

今年で4年目のシーズン。昨年は38試合に出場し、少ない打席数ながら打率3割をマーク。とはいえ、多くをファームで過ごしていたこともあり、今年こそは一軍で試合に出たいという思いを強く持って望んでいた。とにかく一軍でプレーしたい。プロで過ごしてきた3シーズンを振り返って、その思いが特に強まっていたという。

「この3年を振り返ると、やっぱり…」

一歩目を踏み切るために<前編>終了。

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