いざ後半戦。必ず、このチームで<前編>
金メダルという最高の結果となった侍ジャパンの戦いが終わり、いよいよ後半戦の戦いが幕を開ける。前半戦を首位で終えたチームにとっては、より1試合1試合の結果が重くなってくる。悲願の優勝へ向けて、一戦必勝―。歓喜の秋を迎えるための、大事な戦いがついにスタートする。
「ここまでシーズン中に間が空くのは初めてのことですが、しっかりと自分の状態を上げて、いい形で臨んでいけたらと思います」
こう語るのは、背番号33・糸原健斗だ。昨年までキャプテンを務めた男は、早くも昨季を超える安打数を放つなど、今季もつなぎ役としてチームに貢献。エキシビションマッチの期間も、“優勝”の二文字に向けて鍛錬を重ねてきた。後半戦に向けてメラメラと闘志を燃やしている。
チームがガラッと若返ったこともあって、必然的にラインアップに名を連ねる中では年上にはなったが、キャリア的にもまだ5年目。今年で29歳になる年である。
「まだまだ(若い選手には)負けないという気持ちのほうが強いです。ただ、自分にしかできない役割っていうのはあると思うので、自分でできることはしっかりやって、言葉というよりは姿勢で見せていかないと若い子たちもついてこないと思っています」
野手でいえば佐藤輝明、中野拓夢のルーキーコンビが話題を集めている。ただ…
いざ後半戦。必ず、このチームでショートver<前編>終了。
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