すべてを今年に活かして<後編>
先日始まったキャンプも早くも終盤を迎え、開幕まであと一ヶ月ほど。実戦が増えていく中で、各選手たちがアピールを続けている。
2年目を迎える背番号8も一緒だ。レギュラーが与えられる保証はない。ただ、焦ることはない。彼には不思議だが“雰囲気”がある。2年目とは思えない雰囲気でどっしりと打席に立つ姿は、プロで何年もやってきた選手のようだ。
「堂々としているとか、そういったことを言われることは多いですね。自分でも、グラウンドに出たら特にそうだと思います。グラウンドは自分が自信を持っていられるところなので。堂々としようとは思っているわけではないんですけど、そういう自信を持てるように日々臨んでいるんで」
自信を持っているから、堂々としていられる。当然といえば当然ではあるが、プロの世界でもそういった自分でいられるのは容易ではない。ちなみにグラウンド以外では「緊張しちゃいます(笑)」と笑みをこぼす。インタビューなどであどけない表情を見せるのは、“自信”の違いだ。
そんなグラウンドでの堂々とした立ち振る舞いは、ある選手の影響だという。
すべてを今年に活かしてショートver<後編>終了。
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