チームのために自分ができることを<後編>
シーズンは残すところ30試合あまり。この残り試合の中でどのような結果を残せるかというのは、チームの結果はもちろんのこと、個人としても重要だ。
「自分には足という武器があるので、上位打線を打って、得点につなげる役割を強く意識しています。今は上位で使ってもらっていますが、シーズン最後まで上位を任せてもらって、多くの得点を生みたいと思っていますし、自分にとって出続けることが乗り越えなくてはいけない壁だと思っています」
ここから、“出続ける”こと、そしてこれからも”上位打線を任される“ことが、シーズン終盤の目標だ。7月は少し疲れをみせてベンチスタートも増えてしまったが、8月に入ってからは復調。17日現在、8月は全14試合に出場し、無安打に終わったのは2試合のみ。マルチ安打を7度記録する活躍ぶりだ。コロナ禍がチームを襲う中で、8月10日からは一番打者として出場。苦しい戦いが続く中で、7戦連続安打を放つなど、気を吐いている。当然、大きな目標はチームの勝利ではあるものの、前述の自身の目標については、今のところ視界良好だ。
「自分がヒットを打つことだけがすべてじゃない場面もありますし、試合に出し続けてもらっているからこそ、今まで以上に考えながらやらないといけない部分が増えてきています。ただ、考えすぎて自分のバッティングができなくなってもいけないですし…」
「昔から負けず嫌いなんです。なので…」
チームのために自分ができることをショートver<後編>終了。
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