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超変革Webマガジン 2016年4月藤浪選手

藤浪晋太郎選手インタビュー 第1回

Q:2016年のチームスローガン「超変革」についてどう思いますか?

藤浪: 金本監督からチームスローガンが発表されたとき、本当にその通りだ、変わらなきゃ!と強く思いました。 変わっていかなければならないことは以前から言われていたことだし、とにかく自分自身の「超変革」のためにも頑張ろうと決意しました。

Q:スローガンが発表されたのは
 昨年の11月ですが、
 何が変わりましたか?

藤浪: 僕の「超変革」のテーマは「肉体改造」です。目標に掲げる「200イニング超え」を目指し、右腕の筋力や握力の強化を中心にウエートトレーニングを重ねました。 ただ筋肉をつけるだけではなく、そこからバネのようにしなる柔らかな動きを身につけるためのトレーニングもこなしました。こうすることで、今まで100%で投げていたものが80%で投げられるようになる。より長いイニングに耐えられることに繋がるんです。 あと、「超変革」がきっかけというわけではありませんが、年々、気持ちの余裕は出てきています。オフから開幕へ向けての流れもわかっていますし、試合運びや一年を通じてのシーズンの動きも把握している。年間の流れを理解した上で、どんな風に自分が取り組めばいいかもわかってきた。 僕がこうやって成長できているのを監督やコーチは見守ってくれて、ピッチングの調整も任せてくださっているので、自分の考える通りのメニューに取り組むことができます。もちろん自分の思う様にする分、失敗もまた自分のせいです。 でも、失敗を含めすべてを自分で受け止めていくことで、責任感も育ってきていると思います。

Q:4年目のシーズンということで、チーム内での自分の役割をどう考えていますか?

藤浪: 入団1年目あたりは自分のプレーをすることだけで精一杯でしたけど、余裕が出てきたことで、自分のことだけを考えて行動するだけではいけないと、4年目になって思うところではありますね。
といいながらも、新しく一軍に入ってくる選手は基本的に僕より年上なんで、僕から特別何かをアドバイスをするということはもちろんありません。僕が心がけているのは、シーズンを通じて、肩の状態を考えながらできるだけ長いイニングを投げて、他の投手の負担を少しでも軽くしたいっていうことです。

第2回の更新は4月8日(金)。お楽しみに!

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