Q:超変革というスローガン。ご自身はどう変革していきたいと思われていますか?
北條: 僕はあんまり一軍経験がないんで、変革というかまずは自分のレベルをあげることをしっかりやっていこうと思いました。それに監督が代わっていい機会だと思うので、チャンスをつかんで結果を出してやろう!そんな気持ちで頑張ってます。
Q:一軍の空気感をどのように感じていますか?
北條: そうですね、結構活気があるっていうか、全体的に元気で明るいです。でも厳しさもあって、すごく野球をやってて楽しいし、やりがいがある。「ここでずっとプレーしていたい」と思いながら、毎日野球に取り組んでいます。
Q:その「厳しさ」っていうのは、例えばどういったところですか?
北條: 常に全力疾走は当たり前ですし、手を抜いたプレーは絶対許されないんで。何事も真剣に取り組む姿勢はキャンプからずっと言われていたことなんですが、みんなそれを守って必死でやっています。続けることで、諦めない気持ちを維持できるようになったように思います。だから、今年は結果的に負けてしまった試合であっても、最後まで諦めない気持ちをみんなが持ち続けている。例えば、負けて点差4点とか開いてしまって、若干諦めムードになったときに監督が集合かけて「このままやったら去年と同じやっ」って激を飛ばす。すると選手みんなも気持ちを奮い立たせて、諦めムードを振り払うんです。この踏ん張りは、去年はなかったと思います。
Q:先ほど北條選手が言われていた「楽しい」ってどういうことですか?
北條: 僕の立場だと、結果を出していかないと一軍からファームへ落ちる可能性がまだまだあるので、毎日しっかり準備をして試合に臨むようにしています。野球に対する姿勢や気持ちをしっかり整えないと結果は出ないと思っていますから。自分自身で意識を高めるのもありますが、金本監督からいろいろと声を掛けてもらうっていうのは、自分のことを見ていてくれるんだと思ってやる気がでる。それが楽しく感じる部分ですね。
Q:監督から直接話されると期待されてるなって感じることもあると思います。そのへんってやっぱり感じられますか?
北條:
そうですね。若い選手がどんどん出ていかないとだめだって常に言われてるんで。声を掛けてもらうとか、そういうところで期待はされているのかな、とまわりの選手は全員思ってますね。
僕自身、去年までは一軍で守備についたこともなく、スタメン入りもなかったし…まあ一軍にいたのも3日だけだったんで、全然一軍での経験がない状態でした。今年は今のところずっと一軍にいることができています。やっぱり一軍にいるほうが絶対に楽しいんで、走攻守すべてのレベルをあげられるように頑張っていきたいですね。
第2回の更新は5月13日(金)。お楽しみに!