Q:岩貞選手にとってプロ3年目のシーズン。チームが掲げる超変革についてどう思われますか？
岩貞： 金本（知憲）さんが監督に就任されて、超変革というスローガンを掲げられましたが、それ以前から僕も自分の中で変えていこう！と意識していたことが少しですがありました。だから、チーム全体が大きく変革を遂げていこうとする流れに乗り遅れないように必死で野球に取り組んでいます。
Q:ご自身が変えていこうと意識されていたことについて、具体的に教えていただけますか？
岩貞：
ストレートでカウントを取ったり、勝負できるピッチャーになることを意識しています。具体的には、去年の夏場くらいからいろいろ試行錯誤をして、昨年の秋季キャンプで腕の振りをそれまでのスリークォーターから、縦に腕を振るオーバースローに変えました。こうすることで投球に上下のブレはあっても、左右でのコントロールがブレることはなくなりました。
もうひとつ、これは一軍の香田（勲男）投手コーチとファームの久保（康生）投手チーフコーチに相談して、お二人から提案されたのですが、プレートを踏む足の位置を変更しました。僕は左投げなので、もともと1塁側を踏んで右打者に対して角度をつけるようにしていたのですが、これだと極端にインステップしていたためコントロールが定まりにくかったんです。それで踏む足の位置を3塁側に変えると、ストライクゾーンに入れやすくなりました。腕の振り方とプレートを踏む足の位置。この2つを変更することによって、僕の180センチの身長を生かした球威のあるピッチングができるようになり、無駄な四球も減らすことができたと思います。
Q:ご自身も変わられているようですが、チーム全体はどのように変わったと感じておられますか？
岩貞： 去年と比べると、チーム全体にかなり明るさがあると思いますね。まあ、去年は5試合しか登板していないんでハッキリとは言えないんですけど、いま一軍にいて雰囲気もいいし、とてもプレーしやすいなっていう印象があります。
第2回の更新は7月8日(金)。お楽しみに！
