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超変革Webマガジン 2016年8月原口選手

原口文仁選手インタビュー 第4回

Q:ファームでの6年間、特に印象に残っていることは?

原口: 下さん(下柳剛)との出会いですね。僕のことを気にかけてくれて、本当にいろいろなことを教えていただきました。バッテリーを組ませてもらった時に、ボールに込められた意図や、そのボールを投げる理由について一球一球詳しく教えていただきました。同じ球種を投げる場合も、次はこのコースに投げるんだよ、ここは同じ球種でも高さを変えるんだよ…というふうにとても丁寧に教えてくださいました。下さんとはほんの少ししか一緒にはいられませんでしたが、キャッチャーとして必要な知識と経験を学ばせてもらうことができました。もっと一緒にいて、もっといろいろ教えてもらいたかったです。

Q:ファーム時代、バッティングについて学んだことは?

原口: 春季キャンプの終盤で一軍キャンプに合流させていただいた時、金本監督に直接ご指導いただきました。バッティングフォームのトップの深さや、トップの時に上半身と下半身が別の動きをして、うまくバランスが取れていないといった指摘を受けましたが、なかなか改善することができませんでした。僕がファームにいて、3月に(新井)良太さんが調子を崩して降りてこられた時のことですが、掛布(ファーム)監督にバッティングの指導を受けられていたんです。良太さんのバッティングフォームと掛布監督が指摘されていることを客観的に見ていて、お二人のやりとりされている内容を自分に当てはめてみた時、悩んでいたバッティングフォームを改善するヒントがつかめました。その時、金本監督が自分に何を教えようとしていたのかを理解することができました。人が指導されていることを目にし、自分に当てはめて考えてみることも大切だと思いました。

Q:今年一軍デビューを飾り、スタメン出場も果たしていますが、今後の目標は?

原口: 今はまだ、目の前の出してもらえる試合に全力で取り組んで、勝ちにつなげられるような攻守を目指していきたいと思っています。この目標を積み重ねていって、まずは一試合をフルに守れるように頑張っていく。ポジションは確定したわけではなくて競争です。いつスタメンから外されるかわからないことを意識しながら、これからも取り組んでいきたいと思います。

Q:最後にファンの皆さんへのメッセージをお願いします。

原口: まずは守備で、一つでも多くチームに貢献できるようにプレーしていきます。そして、バッティングでももちろん貢献したいと思っています。厳しいチームの状況の中でも応援してくださるファンの方たちがたくさんいてくださいます。皆さんの期待に応えられるよう頑張りたいと思いますので、これからも応援よろしくお願いします。

原口文仁選手のインタビューは今回が最終回です。
9月2日(金)からは、青柳晃洋選手が登場します!お楽しみに!!

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