Q:甲子園球場で自分が一番落ちつけるところはどこですか?
坂本: うーん、わかんないですねー。ロッカールームなんかも、どこにいたらいいかわからなくて落ち着かないですね。一人だけ準備が早くできたけど、まだみんなベンチには行かなくって。僕もう行けるけど…と思いながら落ち着かないままずっと座っている感じです。唯一あるとすれば、試合に勝った時のお風呂ですかね。試合が終わってお風呂に入ってる時は、ちょっと気が抜けちゃうんですよね。ほっとします。負けた時はやっぱりいろんなこと考えてしまうので、お風呂でも落ち着かないですし、寝るまでいろいろ考えて過ごしてしまいます。
Q:学生時代は大学や日本代表でキャプテンを務められてましたが、キャプテンとして大切にされていた事はなんですか?
坂本: 自分がやってきたことが正しかったのか、理想とされるキャプテンっていうのはどうあるべきかっていうのはよくはわかりません。実際に僕がキャプテンを務めていた時に、すごくいい成績が残せたかというとそうではなかったですしね。でもやっぱり、なんでも率先して取り組んで見せるっていうのは大事だと思います。キャプテンっていう立場を任せてもらっている時僕は、自分がリーダーだからこうやらないといけないと思って行動してきました。そして今、鳥谷さんみたいに姿勢でチームを引っ張っていく姿を見ていると、改めて率先することって重要だと感じます。具体的な行動や姿勢はもちろん、背中で見せたり、声をかけて気持ちをワーッと盛り上げていったり……。いろいろなやり方はあると思いますけど、チームのみんなを引っ張っていくことがキャプテンとして大切なんじゃないかなと思います。
Q:坂本選手が思われている現時点での夢、目標は何ですか?
坂本: やっぱりタイガースの中でレギュラーポジションを獲得することです。レギュラーにならないとその先は見えてこないから、今は目標達成のためにできることを、とにかくたくさんやっていかなきゃと思っています。もっと工夫してできることがたくさんあると思いますし、毎日いろんなことを試してみて、新しい発見をしながら前に進んでいくことが大事だと思います。
第4回の更新は10月28日(金)。お楽しみに!