Q:自分にとってのルーティーンというか、試合前のゲン担ぎって何かしてますか?
中谷: 試合前はどっかで時間を作って、自分でバットを振る習慣をつけています。集中するためというより、やっておかないと不安になっちゃうんですよね。なぜ素振りにこだわるかというと、実は試合前にしっかりバットを振って準備した日にヒットが打てたことがあったんです。それ以来、必ずやるようになりました。さらに、部屋をきれいに掃除した日にヒットを打つことができたら、部屋が汚れているとヒットが打てないんじゃないかと思って掃除するようになる…そんな風にルーティーンがどんどん増えていっちゃって…(笑)。
Q:昔からそういう性格だったんですか?
中谷: いや、最近ですね。あ、これやったから今日は打てたんだ、じゃあ明日もこれをやろう!とかそういう感じで取り組むようになってしまいました。
Q:好きな場所や集中する場所ってどこですか?
中谷: 車の中ですかねー。音楽を聞いてリラックスしながら運転するのが好きなんです。実はこれもゲン担ぎなんですけど、昔の安室奈美恵さんのアルバムをリピートして聞いてます。
Q: 一軍で出場する機会が増えてきて、周りの友達やご両親の反応はどうですか?
中谷: 親からはあまり連絡は来ないですね。でも仲のいい友達からはヒットを打った日なんかに連絡もらうことが多くなりました。なかには、お前まだまだだな!みたいな感じでアドバイスしてくれる人もいるんです。まあ友達ですから、うるせーって返したりもしますけどね(笑)。シーズン中はよくそんなやりとりしてましたけど、すごくうれしいことですね。
Q:今自分がプロ野球選手としてやっていられるのは、この人のおかげっていう方はいますか?
中谷: やっぱり両親ですね。ほんと親に対しては感謝の気持ちがあります。中学生の時は、自転車で一時間くらいかけてクラブチームの練習に通っていました。その頃、学校に行くのがしんどいなー、野球行くのがしんどいなーっていう時は、両親が車で送ってくれていましたし、弁当も毎日作ってくれていました。両親に応援してもらったからこそ、今こうして野球を続けることができているんだと思います。
第4回の更新は11月25日(金)。お楽しみに!