Q:現役を終えられて、振り返るとどんな現役生活でしたか?
福原コーチ: 2002年には右肩を手術して一度は現役復帰を諦めかけた時もありました。成績を残せない時期もある一方で、2014年と2015年には最優秀中継ぎ投手というタイトルを獲ることもできました。山あり谷ありというか、振り返ってみると本当にそんな感じの野球人生でしたね。
Q:ご自身的に納得のいく野球人生を送れましたか?
福原コーチ:そうですね、もともと自分ではそんなにこの世界で長くやれるとは思ってなかったんですよ。それが、気付けば18年間も現役を続けることができました。そこまでの実力が自分にあると思っていなかったのもあったので、納得というか、よくここまでやってこれたなあと思いましたね。
Q:どのような理由で、長く現役を続けられたとお考えですか?
福原コーチ:球団スタッフをはじめ、コーチや先輩などまわりの人々が支えてくださったおかげだと思います。右肩の手術をした時も、球団からリハビリを中心にさまざまなことに協力してもらいましたし、ケガでフォームを見直す時もサポートしていただきました。コーチや先輩に話を聞いて、その意見も参考にしながら自分なりに消化して続けてきました。ここまで長く現役を続けられたのは、やっぱり周囲の人たちの支えがあったからこそと感謝しています。
Q: 変革を掲げて取り組んだこの1年、チームはどのように変わりましたか?
福原コーチ: そうですね、まずは若い選手が出てきたことが大きな変化だと思います。若手が出てきたことで、ベテランもまだまだ負けられないっていう気持ちになったでしょう。チーム内での競争意識が芽生えたというか、そういった変化はあったと思います。もちろん、僕たち投手陣にも多くのチャンスが与えられたと思います。
第3回の更新は12月16日(金)。お楽しみに!