Q:ベテランから若手までいろいろな世代の選手がいますが、今のチームがどのようになっていけばいいと思いますか？
鳥谷：ベテラン・若手という区別は必要じゃなくて、互いに何でも言い合えるチームになればいいなと思いますね。一般的にはやっぱり年上の選手が声をかける方がみんな声を出しやすいでしょう。また年上の選手が言って大丈夫なことでも、若い選手が言うと大丈夫じゃないこともあるでしょうし。チームの中にはいろいろあると思いますが、そういう垣根のようなものはなくしていった方がいいと思うんです。チーム全員が同じ練習をするんだったら、垣根がない方が明るくできるし一日充実して過ごせるんじゃないかと思うんですね。ベテランから若手まで、みんながお互いに遠慮せず、良いことは良い、悪いことは悪いって率直に言い合えるチームの雰囲気になればいいですね。
Q:野球に向き合う姿勢や準備など、同じプロとして刺激を受ける選手は鳥谷さんだと多くの選手が答えられますが、どう思われますか？
鳥谷：自分は試合でプレーすることよりも準備の方が大切だと思っています。しっかり準備できればしっかり練習できるし、試合に臨んでもちゃんと動けるっていう考えです。
僕は特にこの春のキャンプを迎えるに当たっては、やっぱり自分がもう一回初心に帰ってやってやるんだぞっていう気持ちを出すためにいろんなことをやってみました。自分のプラスになるものがあれば、とにかくさまざまなことに取り組みました。自分の身体と向き合いながら、精神的な面で自らのやる気を出す、自分を奮い立たすために毎日過ごしてきました。
第4回の更新は5月26日(金)。お楽しみに！
